Webマーケティング副業の始め方|仕事内容をマーケターが本気で解説

Webマーケティング
こんな人に読んでほしい
  • Webマーケティングで副業を始めたい
  • Webマーケティングがどんな仕事をするのか知りたい
  • Webマーケティングの案件の獲得方法を知りたい
  • Webマーケティングの学び方を知りたい

Webマーケターのザキです

  • 副業を始めるならWebマーケティングがおすすめ
  • Webマーケティングの副業は稼げます

SNS等でよくこういった言葉を見かけませんか?

結論から申し上げますと、

Webマーケティングの副業は参入しやすいうえに稼げます

一概にWebマーケティングと言っても、Webマーケティングの仕事は多岐に渡ります。

副業で稼いでいくためには、どんな仕事があるのか把握しておく必要があります

Webマーケティングで単価を上げていく方法は、それらの仕事を掛け合わせていくことです。

経験を積み上げていき、それらを応用した掛け算が報酬アップへつながります

とは言え、収益発生までに時間がかかるとモチベーションが続きません。

安心してください。

駆け出しのうちは案件次第にはなりますが、収益自体はすぐに発生させることができます

道筋を立てて、それらをコツコツと積み上げることが報酬アップへつながっていきます。

正確な道筋を立てるために、Webマーケティングの仕事を理解しておく必要があります。

今回は、道筋を立てやすいよう初学者向けの記事にしています。

Webマーケティングの仕事をしているけど、これからどのように単価を上げれば良いか分からない

そういった中級者以上の方にも役立つ内容となっています。

内容へ入る前に、私ザキがどんな仕事をしているのか。

私はマーケティングコンサルタントをしています

企業や個人の方に対し、マーケティング全体の指揮を執っていると思っていただいて大丈夫です。

マーケティングコンサルタントは、こちらから各分野のWebマーケターに案件を振ることがあります。

普段から現場を見ている私から、現場のリアルについてもお伝えしていきます。

それでは内容へ入っていきましょう。

目次

ライティング

まずはライティングから紹介します。

いわゆるWebライターと呼ばれる仕事です。

Webライターの特徴は、

新規参入のハードルが低いこと

完全未経験の人にライティング依頼をしたこともありました

完全未経験ということは、この案件からWebライターになりますという人ですね。

なぜ新規参入がしやすいのか。

他のWebマーケティングの仕事と比較して単価が低いためです

そのため、熟練の人もいれば駆け出しの人も多いのがWebライターの仕事です。

それであれば、熟練者ばかりに仕事がいくのでは…?

このようにも思われるかもしれません。

熟練者のほうが有利なのは間違いありません。

ですが、熟練者はより高条件の案件を獲得していきます。

後ほど解説しますが、Webライターの域を超えた案件を獲得していく場合もあります。

そのため、案件自体の獲得は可能ということになります。

初心者目線でのWebライターの特徴は以下の通りです。

始める難易度
仕事の難易度
案件獲得の難易度
報酬額

Webマーケティング完全未経験の方は、Webライターの仕事から始めることを強くおすすめします。

初心者の方におすすめできる主な理由は二つ。

  • 始めやすい
  • 案件獲得しやすい

という点です。

参入しやすい分、報酬単価が比較的低めなことが難点。

ですが、最初から高単価の案件を受けることは難しいです。

会社員でも同じです。

  • 実力主義の会社:成果に応じた報酬
  • 年功序列の会社:勤続年数に応じた報酬

勉強やスポーツも同じく、最初はできる幅が限られています。

完全未経験の場合、自分自身のスキル不足というのが一つあります。

そして、仕事を請けていくにあたりさらに重要なこと。

それは実績づくりです。

会社員の場合、会社の実績ありきで個人のスキルが光ります。

会社での実績や肩書きがあるからこそ、お客様が話を聞いてくれてスキルを発揮することができます。

個人で動き出すと、新規のお客様から見ると無名の個人となってしまいます。

そのため、案件を請けていくためには実績が必要となります。

補足として、マーケティング会社で働いてきた方は実績として話すことができます。

マーケティング会社出身の私は、職歴をもとにフリーランスの初回案件を獲得しました

面談時にも実績についてかなり聞かれました

幅広い案件を獲得するためには実績をつくる必要があります。

初めの一歩目として、参入しやすいWebライターがおすすめということになります。

Webライターをおすすめする理由は他にもあります。

  • 様々な業界の知識が身に付く
  • ヒアリングスキルを身に付く
  • 「マーケティングに必要な」ライティングスキルが身に付く

これらのメリットについては、仕事内容をもとに解説していきます。

コピーライティング

まずはコピーライティングから解説します。

コピーライティングとは

読者が行動を起こしたくなる文章を書く技術

何かを読んだ結果、そこに書かれているものが欲しくなった

以上のような経験はありますでしょうか。

その体験を起こさせることが、コピーライティングの技術です。

コピーライティングは、ただ単に文章力だけを磨けば良いわけではありません。

さらに言うと、

文章力を磨くだけではスキルは向上しないです

コピーライティングの技術を上達させるためには、ヒアリングスキルの向上が必須です。

ライティングの過程で、取材を含めた情報収集があります。

当然のことですが、情報がなければ記事を書くことができません。

取材がある場合は、相手が気付けていない魅力を引き出す必要があります。

ヒアリングで良質な情報を引き出せなければ良質な記事は書けません

良質な記事とは、読者が目を惹き行動を起こしたくなる記事を指します。

例えば食品メーカーの「商品の魅力を語る取材記事」を書くとします。

御社の主力商品はずばり何ですか?

弊社のおすすめは味が長続きするガムです

そうなんですね!味は何種類あるんですか?

味は全部で3種類あります

3種類ですね。それぞれの味の特徴を教えてもらえますか?

まず一つ目の味が…

これでも取材としては成立しています。

以上の例では、商品ラインナップと味に着目しました。

ですがこの内容であれば、

メーカーへの取材がなくても書ける内容になってしまいます

商品ラインナップと味については、一般消費者でも特徴のレビューを書くことができます。

食品メーカーは、Webライターへ報酬を支払っています。

そのため、報酬以上の価値提供をすることが満足度向上の秘訣です。

味に着目した記事で、先方担当者が満足することもあるでしょう。

もしくは先方担当者が、味について深掘りしてほしいと要望を出してくる可能性もあります。

強い希望があれば、言われるがままにライティングすれば仕事としては成立します。

ですがここで、

味を深掘りする記事ということで承知しました。味だけ深掘りすると一般消費者も書ける可能性があるため、御社しか知らない開発秘話もぜひ聞かせてください。

このように提案できれば、一般消費者には書けない価値ある記事を作成することができます。

要望にプラスアルファの提案であるため、クライアントの満足度も高まることでしょう。

このように、コピーライティングはヒアリングスキルも鍛えることができます。

私は数多くのWebライターに案件を依頼してきました。

そこで、Webライターとヒアリングの関係性について分析してみました。

レベル取材時間
上級短い
中級標準(間延びしない)
初級長いもしくは極端に短い

上級者になればなるほど、取材時間が短い傾向にありました。

なぜなら、

どのような情報があればライティングができるか、要点を抑えてヒアリングできているからです

そのように作業効率を高められるとどうなるのか。

より多くの案件を請けられるということになります。

このようにスキルアップをしていくというわけです。

ヒアリングスキルは、Webライターとしても他の仕事においても力を発揮します。

営業やコンサルティングにおいても、相手の本質的な課題を引き出すことが必要です。

相手の見えていない部分を引き出すヒアリングスキル。

実績を積みながら報酬をいただけて、さらにはスキルを磨くことができる。

このように考えても、Webライターは最初の仕事にうってつけと言えます。

セールスライティング

続いてセールスライティングです。

セールスライティングとは

商品やサービスを売る文章を書く技術

コピーライティングとの違いは、読者を購買へ直結させることです。

一方で、コピーライティングは認知拡大やブランディングを主目的としています。

要は読者に興味を持たせるということです。

そのため、広告の遷移先のランディングページ(LP)等でよく使われる技術です。

ランディングページ(LP)とは

検索結果や広告などから、ユーザーが最初にアクセスするページのこと

広告をクリックしたら、

99%の人が満足しました!

以上のような記事にアクセスすることがあるかと思います。

LPは、そのように購買へ直接つながるページが多いです。

購買へ直接つながるということで、LPや広告テキストでセールスライティングの技術が発揮されます。

そして、

セールスライティングをするためにはコピーライティングの技術が必須です

急にガツガツ売り込みをされたら嫌じゃないでしょうか。

売り込みへ入っていく前に、読者へ共感を得る必要があります。

この共感を得る文章こそ、コピーライティングの技術です。

コピーライティングも、最終的には購買へつなげることが目的です。

そのため、セールスライティングとコピーライティングはセットで考えてください。

一番のポイントは、読者が興味を持つような文章を書くことです

そのためには、自分の文章を客観的に見ることが大切です。

とは言え、自分自身のことは意外と見えないものですよね。

客観視を鍛えるトレーニングとして、色んな広告やLPを見てみてください。

この広告嫌だな

このLPすごく惹かれる

など様々な感想が出てくると思います。

それを自分の文章と照らし合わせてみてください。

そうすることで、ライティングのスキルを上げていくことができますよ。

なぜなら、ライティングは読者に興味を持ってもらうことが必要ですので。

セールス色が強すぎるなどあれば、リライトしながら調整をかけていきましょう。

SEOライティング

続いてSEOライティングです。

SEOライティングとは

Googleなどの検索結果に、より多く露出させる文章を書く技術

そもそもSEOライティングの「SEO」とは何なのでしょうか。

SEOとは

検索エンジンで上位表示させるための施策。検索エンジン最適化と呼ばれる。

そのため、検索エンジンの仕組みを理解してライティングする必要があります

読者に読んでもらうためには、読者に見つけてもらうことが必要です。

それを見つけてもらいやすくすることが、SEOライティングの真髄です。

そのため、Googleでうまく露出させる仕組みを知っておく必要があります。

Googleだけでいいの?Yahooをメインで使っている人もいるけど

以上のような疑問も浮かぶかもしれません。

日本における検索エンジンのシェア数は、Googleが断トツの一位。

次いでYahooが2位となっております。

2位のYahooについては、

Yahooは2011年からGoogleの検索技術を使っています

そのため、検索結果はほぼ一緒となります。

Googleの対策をしておけば、Yahooの対策も問題ないということです。

SEO対策はGoogleが掲げる10の事実SEOスターターガイドに倣うことが基本です。

SEO対策に触れると長くなるため、SEOライティングの業務の話を進めていきます。

ライティングの仕事では、納品だけでなく記事の投稿まで依頼されることがあります

SEOの仕組みを知っていると、投稿の際にもスキルを発揮することができます。

投稿時にはCMSというツールを使います。

CMSとは

Web制作の専門知識がなくても、ホームページの作成や更新ができるもの

こちらの世渡りラボも、WordPressというCMSを使用しています。

よりSEOを意識するためには、投稿時にも対策できることがあります。

さらには、投稿だけでなくCMS自体の設定や拡張機能を用いる方法もあります。

例えば、投稿まで依頼される案件があったとします。

そういった場合に、CMSの扱いまで理解しておくとかなりプラスとなります。

私が依頼をしていた方々はコピーライティングがメインだったこともありますが、

CMS設定含め、SEOについて詳しい人は少なかったです

そのため、SEOの知識を身に付けると他のWebライターと差をつけることもできます。

もちろんコピーライティングの依頼に対し、SEO対策を取り入れることも可能です。

SEO対策はプラスアルファですので、そのほうが価値ある記事となります。

そして、その記事自体を実績として出すこともできます

実績公開が禁止されている場合もありますので、クライアントとの契約内容にはご注意ください

SEOライティングは、ライティングの中では飛び道具のようなものです。

先ほど紹介したGoogleが掲げる10の事実の一つ目にも掲げられていますが、

Googleはユーザーファーストを重要視しています

SEOを学ぶ中で、様々なテクニックを目にすることになるでしょう。

ですが、ユーザーにとって役に立つ記事が大事ということを忘れないでいてください。

ユーザーにとって役に立つ、興味を持てる記事の書き方はコピーライティングで培うことができます。

そのためライティングを学ぶ順番としては、

STEP
コピーライティング

ヒアリングスキル向上を含め、読者の印象に残るライティングスキルを身に付ける

STEP
セールスライティング

客観視を用いながら、購買意欲を高めるライティングスキルを身に付ける

STEP
SEOライティング

読者だけでなく、検索エンジンを意識した知識とライティングスキルを身に付ける

以上の流れをおすすめいたします。

ではここからは、どのように案件を獲得していくか解説します。

案件を探す

まずは案件を探してみましょう。

案件を探すことのメリットは、

Webライターとして、どういったスキルが必要なのか確かめられる

つまりは、依頼内容や募集要項を確認してみるということです。

依頼内容は、クライアントがどういったことを求めているか把握することができます。

様々な案件を見ることで、

  • 単価の高い案件
  • ニーズの高い案件

以上の傾向を掴むことができます。

案件を探すために、まずはクラウドソーシングサービスへの登録をしてみましょう。

その中でも、国内最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」がおすすめです。

サービス自体の知名度が高いため、副業やフリーランスの人だけでなく発注者も多いです。

発注者が多いということは、案件も多いということです。

未経験の人でも請けられる案件がたくさんあります

未経験可の案件を探すのが大変そう

そんな方も心配ご無用です。

クラウドワークスは、サイト内の検索機能が充実しています。

そのため、以下のように経験レベルに応じた絞り込み検索をかけることもできます。

クラウドワークス

以下のようにフリーワード検索も可能です。

クラウドワークス

画像内の案件数にも注目いただきたいのですが、未経験に絞っても多数の案件があります

未経験でもこれだけ案件がありますので、皆さんにあった仕事もきっと見つかることでしょう。

繰り返しにはなりますが、単価を上げていくためには実績を積むことが必要です。

まずは自分が請けられる案件から、コツコツと実績を積んでいくことをおすすめいたします。

実績を積むといっても、どの程度のレベルを目指せば良いのか分からないものです。

そこでもう一つ、クラウドワークスの効率的な使い方をご紹介します。

自分と同じ働き手を検索することです

クラウドワークスでは、働き手のことをクラウドワーカーと呼びます。

クラウドワーカーの公開されている情報ですが、

  • キャッチコピー
  • プロフィール
  • 総合評価
  • レビュー
  • 受注実績

等を確認することができます。

そのため、受注件数の多い人を指標にすることができます

また、実際に仕事を依頼することも可能です。

つまり、高評価の人の仕事ぶりも拝見できるというわけです。

クラウドワーカーはWebライターだけではありません。

  • プログラマー
  • カメラマン
  • イラストレーター
  • 動画クリエイター

など、挙げ出すとキリがないくらいの職種があります。

副業を始めていく際には、プロフィール写真を使う場合があります。

例えばですが、カメラマンへ依頼してクラウドワークスのシステムを把握するというのも良いでしょう。

イラストレーターに依頼するのも良いですね。

私はイラストレーターの方にお願いしました

以上のように、依頼する側も依頼される側も把握ができるクラウドワークス。

未経験でも請けられる案件もありますので、副業の一歩目としてぜひおすすめします。

SNS運用を始める

ライティングスキル向上も兼ねて、SNS運用をおすすめします。

  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok

など、情報発信用のSNSを持ってほしいです。

主な理由は二つです。

  • ライティングスキル向上(コピー、セールス、SEO)
  • メディア自体がポートフォリオになる
ポートフォリオとは

自分の実績を示すもの ※業界によって意味合いは異なります

まずは、ライティングスキル向上について説明します。

検索エンジンからの流入に関しては、SEO対策を行う必要があります。

SEO対策はGoogleが掲げる10の事実SEOスターターガイドに倣うことが基本とお伝えしました。

SEOの知識を身に付けることで、SEOライティングのスキルを磨くことができます。

そして、各SNSもGoogleのSEOと同じくアルゴリズムが存在します。

アルゴリズムとは

各SNSが定める規則に基づき、ユーザーへ最適な投稿を表示する仕組み

難しい表現ですが、SEO対策と同じような仕組みと考えて大丈夫です。

繰り返しにはなりますが、SEO対策はGoogleが掲げる10の事実SEOスターターガイドに倣うことが基本です。

これと同じように、各SNSも表示されやすくなる仕組みがあります。

例えばInstagramであれば、Instagramのアルゴリズムのしくみというページがあります。

SNSは思いがけずにバズるということがありますが、Googleのように仕組みが存在しています。

何を申し上げたいかと言いますと、

自分のメディアを持ち、各媒体のアルゴリズムを理解してライティングを磨いていただきたいです

アルゴリズムに基づいたライティングを習慣づけると、自ずと良質な記事が書けるようになります。

そして、アルゴリズムに則った記事は拡散性も上がります。

Googleであれば上位表示、SNSであればリーチ数の向上につながるでしょう。

リーチ数とは

投稿やアカウントを閲覧した人数

Googleの上位表示は、その事実をポートフォリオにすることが可能です。

以下のような形ですね。

「Web業界 転職エージェント おすすめ」で検索順位一位

ただし、検索順位は常に変動するのでご注意ください

ちなみに、SNSはリーチ数はポートフォリオになりづらいです。

というのも、リーチ数は基本的に自分しか確認できず信憑性が薄いからです。

誰にでも分かりやすく実績紹介できるのはフォロワー数です

フォロワーになるということは、一つの投稿だけでなくアカウント自体のファンになるということ。

そのため、目を惹くようなライティングスキルが必要というわけです。

文章特化型のSNSといえばTwitterですね。

Twitterで投稿することをツイートと言います。

1ツイートに対し、投稿可能な文字数は全角140字(半角280字)。

連投で長文を書く方法もありますが、基本は140字以内で伝えたいことをまとめる必要があります。

文章を書くのが苦手な人は、

  • 読点が多く一文が長い
  • 不要な言葉が多い

等の傾向があります。

それにより、主語述語が離れて分かりづらい文章になったりします。

文章は短く簡潔なほうが伝わります

Twitterは140字以内にまとめる必要があります。

単なる発信だけでなく、文章を簡潔にする技術が身に付きます。

さらに、Twitterでフォロワー数が伸びたらポートフォリオにもなります。

SNSは、何と言っても無料で始められることが特徴。

まずはアカウント開設だけでも始めてみてはいかがでしょうか。

ブログ運営

SNSと同様の理由で、ブログを始めることもおすすめします。

  • ライティングスキル向上(コピー、セールス、SEO)
  • メディア自体がポートフォリオになる

SNSに関しては、SNS内のアルゴリズムに基づいたライティングとなります。

そして、先ほどお伝えしたTwitterは短文でのライティングです。

「ライティングの案件」は、ほとんどが長文でのライティングです。

そのため、案件を請けていくためには長文のポートフォリオも用意しておきたいです。

ポートフォリオなら請けた案件を載せればいいのでは…?

そのようにも思われるかもしれません。

Webライターの仕事であればそれだけでも十分です。

ですが、Webマーケティングの仕事で単価を上げていきたいですよね。

そこで効いてくるのが、自分のブログを持つことです。

ブログは文章を書くことですので、ライティングのポートフォリオになります。

ブログ運営は、ライティングのポートフォリオだけに留まりません。

  • 自分というWebマーケターのPR
  • 新規立ち上げのメディアを伸ばした実績

以上につながります。

ライティングの依頼を請けることは、別のメディアを黒子として支援している状態。

ライティングの実績は積めますが、PRしているのは別のメディアということになります。

そのため、依頼主のWeb上の資産が蓄積されている状態と言えます。

自分のブログを立ち上げ、コンテンツを蓄積していったらいかがでしょうか。

それは間違いなくあなたの資産となります。

また、自分でブログ運営することで以下の知識が身に付きます。

  • ブログの立ち上げ方
  • CMSの扱い方
  • SEOライティング
  • 解析の仕方

CMSは編集権限の変更はできるものの、セキュリティ対策でログイン情報を渡さないことが多いです。

そのため、Webライターの仕事はライティングした記事を納品して完了となります。

CMS内でも、SEO対策をする手段があります。

そのため、CMSを扱えなければSEOの経験を深めることができません。

CMSの扱い方まで理解していれば、他のWebライターと差をつけられます

そして、Webマーケティングにおいては解析が必須です。

Webマーケティングは仮説と検証の繰り返しです。

基本の型はあれど、これをやれば成功するという答えがありません。

確実に成功する型があれば、全ての個人や企業が有名になっているでしょう。

この仮説と検証をするために必要なことが解析です。

Webサイトの主な解析ツールは、

  • Google Analytics
  • Google Search Console

これら二つも、クライアントより権限をいただければ解析が可能です。

ですが、単発のライティング案件であれば権限をいただくことはないでしょう。

そうなると、自身で解析をできたほうが経験としても良いと言えます。

ブログ運営は、仮説検証を繰り返して成果につなげるところまで経験ができます。

解析を用いて成果を上げられれば、それも実績としてPRすることができます。

案件の幅を広げるためにも、自身のブログの運営は効果的と言えます。

コンテンツマーケティング

ライティングスキルに解析をプラスすれば、コンテンツマーケティングの案件を請けられます。

コンテンツマーケティングとは

価値あるコンテンツを発信し、見込み客のファン化を行い購買へつなげていく

解析を含めた継続的な記事作成により購買へつなげていく手法です。

見込み客のファン化を行い購買へつなげていく。

そのためには、見込み客となり得る象徴的な顧客像を設定する必要があります。

  • 名前
  • 年齢
  • 性別
  • 仕事
  • 趣味
  • 学歴
  • 家族構成

など、詳細まで設定していきます。

設定後はその人が好きそうな、

  • 記事テーマ
  • 文章のテイスト
  • ホームページデザイン

などを綿密に作り上げていきます。

この詳細な顧客像のことをペルソナと言います。

コンテンツマーケティングは、見込み客のファン化を行い購買へつなげていくことです。

見込み客の象徴こそがペルソナというわけです。

ペルソナ設計がブレると、コンテンツマーケティングで成果を出しづらくなります

そのため、コンテンツマーケティングではペルソナ設計が必須となります。

ペルソナは見込み客の象徴ですので、一人をより詳細に設定します。

そんなペルソナも、適時チェックしながら見直しが必要です。

マーケティングは仮説と検証の繰り返しです。

ここで必要となるのが解析です。

記事ごとの反響を見ながら仮説検証を繰り返していく。

このスキルがコンテンツマーケティングでは必要となります。

解析はコンテンツマーケティングだけに限らず、全てのマーケティング活動において必要です

そして、

未経験でも解析を経験でき、コンテンツマーケティングの実績を積めるのがブログ運営です

そのため、Webマーケティングで単価を上げるためにもブログ運営をおすすめしたいです。

それでは、ここからブログの始め方について解説していきます。

ブログの始め方

ブログを始める際には、ドメイン取得から始めます。

ドメイン取得とは

インターネット上に公開するためのURLを取得すること

当ブログ世渡りラボに関しては、

yowatari-labo.com

以上がドメインに当たります。

Web上の住所と表現されることが多いです

ドメイン名は、基本的に自由に設定できます。

ですが、ドメイン名は早い者勝ちです

例えば、当ブログのドメインyowatari-labo.comの名前で取得しようとします。

この場合、インターネット上に既にその住所が存在しているため取得不可ということになります。

そのため、設定したいドメイン名があるとします。

その名前で別の人が先にドメイン取得してしまうと、そのドメインは取得できなくなってしまいます。

ですので、良いネーミングを思いついたら早めに取得することをおすすめいたします。

ドメイン名にもよりますが、ドメイン取得自体は安値で購入可能です。

なお、取得と別途で更新料がかかってきます。

高額ではありませんので安心してくださいね。

更新料の詳細はホームページでご確認ください

ドメイン取得前に注意事項があります。

取得したドメイン名は変更できません

ドメイン取得前に、どんな内容のブログを書くか明確にしておきましょう

例えば私が金融の情報を発信していくと仮定し、

zakimoney.com

以上のようなドメイン名を取得するとします。

途中から方針転換をして、映画レビューに特化したブログに変更するとします。

映画レビュー特化ブログに方針転換したとしても、

zakimoney.com

URLは以上から変更することができません。

ドメイン名自体はSEOに関係ないと言われています。

ですがユーザー目線で考えると、moneyなのに内容は映画だと若干の混乱が生じます。

ドメイン名と内容は一致させたほうが、ページ自体を認識してもらいやすくなります

そのため、方向性を考えたうえでドメイン取得するようにしておきましょう。

ドメイン取得後は、レンタルサーバーの契約を行いましょう。

サーバーとは

ホームページの情報を保管/発信するための土台

以上のようなイメージとなります。

レンタルサーバーは、そんな土台を借りることができるサービスです。

先ほどドメインをWeb上の住所とお伝えしました。

それに対し、サーバーはWeb上の土地の役割を担っていると言えます。

家やマンションと同じく、土地の上に建物があります。

そのため、

ドメイン取得とレンタルサーバー契約はセットで考えてください

どちらかが欠けると、ブログの公開自体ができません。

ドメイン取得を先にお伝えしましたが、どちらの契約が先でも問題ありません。

ポイントは、セットでの契約が不可欠ということです。

そのため、ドメインとサーバーを紐づける作業が必要となります。

初心者にはハードルが高い

そう思われた皆さん、ご安心ください。

ドメイン登録サービス/レンタルサーバーサービスともに、

ドメインとサーバーの紐付けまで、一括設定してくれるセットプランがあります

スマホ等の契約と同じく、セット割が付いているケースがほとんどです。

どちらか一方だけを契約しても、結局はもう一方を契約して紐付けする必要があります。

そのため、金額が抑えられて設定も楽なセットプランが圧倒的におすすめです。

私もセットプランで契約しました

ちなみに、ブログ立ち上げから記事を作成するまでには少し手間取ります。

初期設定や操作に慣れるまでに時間がかかるからです。

私は仕事でWordPressを使っていましたが、それでも自分のブログでは少々手間取りました。

WordPressとは

世界シェアNo.1のCMS

今すぐ記事を書こうと思っても、若干のタイムロスが出てしまいます。

ブログ運営も並行して始められそうな方は、早めの登録をおすすめします。

ライティングに不安のある方へ

マーケティングにおいて、読者の目を惹くライティングスキルは必須スキルです。

自身がライティングする場合はもちろん、皆さんがライターへ依頼する場合もスムーズに事が進みます。

依頼する側の場合、的確な指示が出せればより効率的なマーケティング活動につながります。

何でもそうですが、現場を知らない人は的確な指示を出せません。

良いライティングは何なのかということを、感覚ではなくロジックで学んでいきましょう。

文章力に自信がなくて案件を請けるのがこわい

そんな方は、ライティング講座の受講をおすすめします。

効率的に学ぶためには、誰かから学んだほうが遥かに上達が早いです

学校の授業、部活動、会社の仕事。

ゴルフのスコアに伸び悩めばゴルフスクールへ。

効率的なトレーニングのためにパーソナルジムへ。

私たちは人から教えてもらって上達してきました。

独学で変な型が付くリスクも避けられるでしょう。

Webライターの現実として、何度も手直しを求められることがあります。

手直しは想像以上に時間を取られるため、時間に対する単価がどんどん下がっていきます

体系的にライティングを学べば、手直しの回数が減って他の案件に手が回ります。

手直しを求めてくるクライアントは2パターンです。

  • 直感型
  • ロジック型

直感型は、ウチの雰囲気と合わないといった感覚を伝えてきます。

直感型に関しては、ヒアリングスキルを高めてテイストを合わせればある程度の問題は解消できます。

ロジック型は、表現に対する根拠を求めてきます。

それに対して、理由を提示できれば相手は納得感を得られるでしょう。

そのため、体系的な学習は自分自身を助けてくれます。

いずれにしても、

良質な文章は誰でも読みやすいです

冒頭に申し上げた通り、私はマーケティングコンサルタントをしています。

その一環でコンテンツマーケティングの支援もしています。

そして、ライティングに関してはライターへ業務委託しています。

ハイレベルのライターへ依頼している企業は共通して、ライターを雇っていることが第三者にバレます。

ちなみにそのライターの方は、

  • 雑誌の編集部出身
  • 独立後スキルアップのために研修受講
  • 多数の業界でのライティング経験有り

といった経歴の持ち主です。

スキルの高さについて質問したところ、やはりロジックでライティングをしているとのことでした。

スキルの高い方は、依頼する側としても優先的に案件を振るようにしています。

そのため、スキルの高さは案件を請けるにあたって確実にプラスとなります。

不安の払拭やスキルの向上をしたい方は、ぜひ講座を受講してみてはいかがでしょうか。

クリエイター

続いてクリエイター職です。

クリエイター職というのは実は広義で、

  • 雑誌編集者
  • 新聞記者
  • 演出家
  • パティシエ

以上のように、創作に関わる仕事全般を指します。

そのため、Webライターもクリエイター職と言われることがあります。

Webマーケティングにおいても、クリエイティブという言葉をよく使います。

Webマーケティングにおけるクリエイティブは、

広告/宣伝用にデザイン・制作されたコンテンツのこと

例えば広告提案をする際に、

この2パターンのクリエイティブでABテストします

以上のように使います。

ABテストとは

2種類以上の異なるパターンで訴求を行い、どちらの結果が良いか検証すること

今回はWebマーケティングの記事ですので、クリエイター職を画像/動画編集と定義します。

画像/動画編集は、昨今のマーケティングにおいて欠かせないものです。

この二つの影響が特に分かりやすいものが、

  • YouTube
  • Instagram

両方ともユーザー数が多ければ、コンテンツも莫大な量が存在しています。

YouTubeとInstagramには、それぞれのアルゴリズムが存在します。

共通して言えることが、

視覚的に目を惹くコンテンツであるか

それを手助けする技術が画像/動画編集です。

画像/動画編集を表にすると以下の通りです。

始める難易度
仕事の難易度
案件獲得の難易度
報酬額

難易度に関しては、ライティングより少々高めに設定しています。

報酬額に関しては、初心者目線での時給を考え設定しています。

まず先にお伝えしたいのが、クリエイティブスキルは需要があります。

訴求の仕方次第では、一気に報酬を伸ばすことができます。

それでは、そんなクリエイター職の仕事内容を見ていきましょう。

画像編集

まずは画像編集です。

画像編集は、SNSでのCTRを高めることに貢献します。

CTRとは

コンテンツが表示された回数に対してのクリック率

SNSで人気投稿を目指すためにはCTRが重要です

YouTubeやInstagramをはじめとしたSNSは、サービスとして多くのユーザーに利用してほしいものです。

これはGoogleという検索エンジンも同じことが言えます。

多くのユーザーに利用してもらうためには、ユーザーにとって楽しめるサービスにする必要があります。

YouTubeのブラウジング機能はまさにその典型例です。

ブラウジング機能とは

ホーム画面やサイドバーにおすすめ動画が出てくる機能

格闘技をよく見るユーザーには、格闘技のチャンネルを。

ゲーム実況をよく見るユーザーには、ゲーム実況のチャンネルがよく表示されるようになっています。

これは皆さんの趣味に基づき、飽きさせずに多くの動画を視聴してもらうためのYouTubeの仕組みです。

このブラウジング機能も、アルゴリズムの一つと考えて大丈夫です。

Instagramの発見タブも同じ仕組みです。

発見タブとは

おすすめ投稿が一覧表示される虫眼鏡マークのタブ

クリエイター目線で考えてみます。

例えば、料理系のYouTuberを目指すと仮定します。

ブラウジング機能のことを考えると、

  • 動画
  • 画像
  • テキスト

以上を料理に関係する内容にし、YouTube側に料理系の動画だと認識させる必要があります。

ただ、現在のYouTubeはレッドオーシャンです。

レッドオーシャンとは

競争の激しい市場。競合が多い状態。

上位表示されるのは、そのジャンルの人気動画です。

関連動画として表示されるにしても、初めのうちは表示順でどうしても負けてしまいます。

ここで、関連動画について思い出してみてください。

関連動画に表示されている情報は、

  • サムネイル画像
  • タイトル
  • チャンネル名
  • 視聴回数
  • アップロード日

視聴回数とアップロード日に関しては、覆すことができません。

そのためクリックを促すためには、

  • サムネイル画像
  • タイトル
  • チャンネル名

以上で目を引いていく必要があります。

タイトルとチャンネル名に関しては、ライティングスキルが効いてきます。

ライティングを学んでいれば、目を引くキャッチをつけることができます。

そして、何より重要なのがサムネイル画像です。

YouTubeには莫大な量のコンテンツが存在します。

そのため、ユーザーは関連動画の一覧を見る時に1-2秒で判断を行います。

その判断材料がサムネイル画像です。

ステップとしては、

STEP
サムネイル画像を見る

関連動画から目に留まる画像を見つける

STEP
タイトルを見る

画像で興味を持った動画のタイトルを見る

STEP
動画を見る

「画像+タイトル」で興味を持った動画を視聴

STEP
チャンネルを見る

動画が好みに合っていればチャンネルを見る(チャンネル名で目を引くことも重要)

STEP
チャンネル登録

チャンネルの他の動画も見て興味があればチャンネル登録

以上がユーザーの行動パターンです。

STEP1をクリアできなければ、次のステップへ進むことができません。

YouTubeにおいては、それほどサムネイルが重要なのです。

先ほどCTRに対して説明をしました。

CTRとは

コンテンツが表示された回数に対してのクリック率

このCTRが高まることにより、

このジャンルが好きな人に楽しんでもらえる動画なのでは

以上のようにYouTube側が判断をします。

それにより、興味がありそうなユーザーへの露出を徐々に高めます。

徐々に高めた段階でもなおCTRが高ければ、さらに多くのユーザーへ拡散していくという仕組みです。

仕組みは分かりましたが、大量のコンテンツが存在する中で目を引くサムネイルを作成するのは至難の業です。

そこで画像編集者のスキルが光るわけです。

画像編集を始める

画像編集で思い付くツールと言えば、

  • Adobe Illustrator
  • Adobe Photoshop

以上がメジャーですよね。

プロもご用達のツールです。

画像編集で案件を獲得していくためには、これらのツールを使いこなせると良いでしょう。

一方で、

高機能であるが故に、初心者では使いにくいといった難点もあります

書店で分厚い解説書をよく見かけます

周りで使っている人も、全ての機能を使いこなせている人はほぼいません。

画像編集初心者の方は、Canvaから始めることをおすすめします。

Canvaはオンラインで使える画像編集ツールです。

Canvaの特徴ですが、

  • 感覚的に使用できる
  • スマホやPCなど各端末からログイン可能
  • Cloud保存のため端末の容量を圧迫しない

感覚的に使用できることがおすすめポイントです

デザインを作成する際に、まずは画像のサイズを決めます。

以下の通り、用途別に合わせたテンプレートのサイズが用意されています。

Canvaサイズ

各SNSには推奨サイズがあります。

仕事をしていく中で覚えていきますが、最初のうちは一つひとつ調べていると手間がかかります。

テンプレートのサイズは、そういったひと手間を解消してくれます。

サイズの指定が必要な場合は、カスタムサイズを選ぶこともできます。

Canvaカスタムサイズ

案件を請ける際に、画像サイズの指定がある場合もあります。

そんな時は、カスタムサイズを使うと良いでしょう。

サイズを決めたらデザインへ入っていきます。

デザインは以下の赤枠から行います。

Canva編集画面

Canvaで出来ることの例です。

  • 編集可能なデザインテンプレート
  • 図形やステッカーなどの素材
  • 写真や動画の取り込み
  • テキスト挿入
  • 手書きツール

素材やテンプレートの豊富さが初心者に優しいです

画像編集をする機会が多い方は、Canva Proの登録をおすすめします。

無料版は以下の種類に制限があります。

  • テンプレート
  • 素材
  • 文字フォント

お試し版ということもあり、定番素材しか使えない印象です。

Canva Proはこれらの素材が全て使えるようになります。

それに加えて機能の追加もあります。

  • 元画像の背景透過
  • 書き出し時の解像度変更
  • 編集後の書き出しサイズ変更

画像透過はYouTubeのサムネイルでもよく使われる手法です。

また、目を引く画像を作るためには素材のバリエーションが豊富なほうが確実に良いです。

Canva Proには無料トライアルもあります。

気になる方は、まずは無料トライアルを始めてみるのも良いでしょう。

トライアルの終了日は、忘れることのないようご確認ください

動画編集

続いて動画編集です。

動画と言えば、YouTubeが真っ先に思い付きますね。

YouTubeだけでなく、主要SNSでは動画の需要が高まっています

元々は写真共有が中心だったInstagramも、2020年から縦型のInstagram Reelsに力を入れてきています。

YouTubeも2020年に縦型のYouTube Shortsをリリースしました。

SNSの進化の過程から予測すると、TikTokを倣ってのリリースと見て間違いないでしょう。

縦型に注力した理由は、SNSをモバイル端末で使用するユーザーが圧倒的に多いからです。

これらのサービスは、スワイプによりおすすめ動画が次々と表示されます。

自ら見たい動画を選ぶのではなく、閲覧履歴に基づいたおすすめを提示されるイメージです。

スワイプによりいきなり動画が再生されるため、

サムネイルの効果が薄れます

これらの縦型動画には、それぞれのアルゴリズムが存在しています。

共通して言えることは、

視聴維持率とエンゲージメント率の高い動画は伸びやすい

視聴維持率

コンテンツを再生し続けた時間

エンゲージメント率

いいねやコメントなどの反応率

画像編集は、CTRを高めることができるとお伝えしました。

動画編集に関してはクリックされたその先。

いかに長く視聴され反応率を高められるかといった、中身の部分へ入っていきます。

これは短尺の縦型動画だけでなく、通常のYouTubeのような長尺動画にも共通するアルゴリズムです。

長尺動画はサムネイルを見て選ぶため、ユーザーは若干関心度が高まっている状態です。

一方で、短尺動画はいきなり再生が始まります。

そのため、

最初の1-2秒で興味を持たせる必要があります

長尺動画でも、最初に動画で分かることや見どころのハイライトを載せます。

これはテレビ番組でも使われている手法です

CMや番組の冒頭で見どころを紹介しているシーンは、よく見かけるのではないでしょうか。

これらは全て、多くの視聴者に見てもらうため。

視聴維持率を高めるための行動と言えます。

はっきりと言えることは、

編集技術によって、動画コンテンツはいくらでも化けます

番組のロケを考えてみましょう。

トークの上手い人が出演していても、その人がずっと喋っているわけではありません。

また、ノーカットで移動シーンまで放送されると間延びしています。

  • 不要シーンのカット
  • シーンに合わせたBGM
  • 出演者のトーンに合わせたテロップ
  • 撮れ高がなかった際の差し込み動画

以上のような編集技術により、面白い番組が作られていくわけです。

もちろん企画自体が面白いことも重要です。

企画や撮れ高が弱い場合にも、編集でカバーできることも事実です。

編集によって目を引く動画ができれば、コンテンツを伸ばしていくことができます。

SNSの利用者層を考えると、動画はこれから先もまだまだ伸びが期待されます。

そのため、身に付けておくと確実に役立つスキルでしょう。

動画編集の始め方

動画編集ソフトについてご紹介します。

ご紹介するのはAdobe Premiere Proです。

動画編集について調べたことのある方は、一度は目にされたことがあるでしょう。

画像編集で軽く触れた、IllustratorとPhotoshopのAdobe社ですね。

IllustratorやPhotoshopと同じく、Premiere Proもプロご用達のソフトです。

正直なところ、

Premiere Proも初心者にとっては少々扱いづらいです

実は私も契約しているので、編集画面をお見せします。

Adobe premiere pro

まさしくプロのクリエイターツールといった感じですよね

それでもおすすめするのには理由があります。

  • 解説動画が多い
  • エフェクトの幅が無限大
  • 案件でPremiere Proを指定されることがある
  • 解説する側になる際にも需要がある

動画編集だけに限らず、どれだけ調べても解決法が出ない場合は業務効率が下がります。

Premiere Proは王道ツールですので、検索すればほぼ確実に解決できます。

スキルを高めていくと、今度は自分が解説する側にもなることができます。

これは間違いなく大きなメリットと言えます。

デメリットは、扱いはじめの取っ付きにくさです。

これはメリットのエフェクトの幅が無限大にもつながります。

初心者向けの動画編集ツールでは、テロップがキラキラ光るなどのエフェクトテンプレートがあります。

Adobe Premiere Proの場合、

自分オリジナルのエフェクトをつくる必要があります

キラキラ光るエフェクトを作る場合、明度や動きの設定を自分で作っていきます。

このようにテンプレートがない点が、Premiere Proを取っ付きにくくしている要因です。

一方で、

自分でオリジナルを生み出せる点が、他のクリエイターと違いを出せるポイントです

気に入ったエフェクトは、自分のお気に入りとして保存が可能です。

やり込んだ分だけできることが増えますし、作業効率も上がっていきます。

自分のオリジナルの編集を見つけて発信すれば、それが需要のあるコンテンツになるという流れです。

何でもそうですが、やはり触ってみないことには分かりません。

Premiere Proの金額は、2,728円/月(税込)です。

つまり、一年間で32,736円(税込)です。

なかなかいいお値段ですね

動画編集を仕事にするのであれば、避けては通れない道です。

この金額以上の対価を得るという気概で、その一歩を踏み出してみるのも良いでしょう。

Adobeのセットプラン

画像編集にも注力する方であれば、画像編集ソフトにも金額がかかります。

先ほど挙げたIllustratorとPhotoshopも2,728円/月(税込)です。

三つのソフトを契約すると、8,184円/月(税込)ですね。

なかなかにクリエイター泣かせと思いきや、Adobeには親切なセットプランがあります。

それがAdobe Creative Cloudコンプリートプランです。

こちらは6,480円/月(税込)ですので、三つ以上契約するなら確実にお得と言えます。

ちなみに学生・教職員の方は1,980円/月(税込)という大破格です。

学生・教職員の方は完全に買いです

会社員やフリーランスの方々に朗報があります。

なんと、学割価格でAdobe Creative Cloudコンプリートプランを契約できるサービスがあります。

こちらのデジハリ・オンラインスクールです。

なぜCreative Cloudコンプリートプランを学割価格で契約できるの?

デジハリ・オンラインスクールの学生扱いになるからです

こちらのプランには、デジハリ・オンラインスクールの動画教材が付いています。

そのため、講座を受講する学生になれるという仕組みです。

比較してみると、

プラン年額内容
デジハリ39,980円通信講座付
Adobe公式77,760円ソフトのみ

ほぼ半額でオンライン講座の受講までできます

オンライン講座は、

  • Illustrator
  • Photoshop
  • Premiere Pro

など、主要ソフトの基礎講座が含まれています。

価格も抑えられますし、これからクリエイターの道へ歩む方にはぴったりのプランです。

Adobe製品はプロご用達のソフトです。

各ソフトを使いこなせるようになれば、自分自身の市場価値が上がります。

転職の求人であれば、募集要項にPhotoshop等のAdobeソフトの使用経験が入っている場合があります。

副業案件であれば、ソフトの指定がある場合もあります。

さらに言うと、

各ツールを使いこなせれば相手が求めている以上の提案ができます

通常プランより安く契約できるデジハリ・オンラインスクール。

興味のある方は、一年間試してみてはいかがでしょうか。

単価の上げ方

クリエイター職の単価の上げ方をご紹介します。

自分が手を動かせる時間は、どれだけ作業効率が上がったとしても限界があります。

編集者で居続けると、時間の限界に次いで収入の限界がきます。

Webマーケティングは掛け算です。

クリエイター職のスキルを身に付けると、その掛け算の数値を大幅に増やすことができます。

そのためクリエイター職を目指す方は、

編集者の脱却を目標にしてほしいです

とは言え、最初は実績を積むために案件を請けるのも良いでしょう。

先ほど紹介したクラウドワークスに、クリエイター職の案件も掲載されています。

市場の感覚を掴むためにも、よろしければ確認してみてください。

実績づくりと並行していただきたいことがセルフブランディングです。

セルフブランディングとは

自分の個性や強みを分析のうえ発信を行うこと。セルフプロデュースとも言う。

クリエイターのセルフブランディングを行うには、YouTubeやInstagram等のSNSが最適です。

クリエイティブスキルを、SNS上で思う存分発信してください。

クリエイティブスキルが高まると、サムネイルを一覧に並べた時に目に留まりやすくなります。

CTRが高まれば、SNSからの評価が高まりリーチ数が伸びます。

リーチ数とは

投稿が表示された人数

リーチ数が伸びた後は、コンテンツが良ければ一気にバズりへ近付いていきます。

肝心のコンテンツが思い付かない

そんな悩みがある方も心配はいりません。

編集を依頼してくるクライアントは、面白そうな企画を思い付いている人たちです。

企画が良いと思っているからこそ、お金をかけて編集者へ依頼をかけています。

そんな企画者たちの考えをとことんヒアリングしましょう

とことんヒアリングをすることは決して失礼ではありません。

編集者として、より良い作品を創る必要があるからです。

定期案件であれば、コンテンツごとの数値の変化も教えてもらいましょう。

マーケティングは仮説検証の繰り返しです

改善ポイントを把握できていなければ、編集者としてもさらに良いものの提供ができません。

企画に対して、どんなテイストのクリエイティブが良いのか測れないからです。

細かな数値まで聞けない場合は、自分なりに仮説を立てて検証していきましょう。

仮説検証を繰り返すことで、自身の経験に基づいたデータが出来上がります。

データの例は以下の通りです。

  • A企画は女性ユーザーの反響が多い
  • B企画は30代からの反響が多い
  • A企画はカジュアルなクリエイティブの反応が良い
  • B企画はフォーマルなクリエイティブの反応が良い

これらのデータをもとに、新たな企画を立ち上げて仮説検証を繰り返していくわけです。

その仮説検証を繰り返して、アカウントを成長させていきます。

そして、セルフブランディングにより知名度が上がると何ができるのか。

  • 案件依頼が来るようになる
  • 単価の交渉がしやすくなる

以上のメリットが生まれます。

さらには、目標としてお伝えしていた編集者からの脱却にもつながります。

例えばですが、

  • YouTuber収益
  • インフルエンサーとしての案件紹介
  • オンラインサロン運営
  • SNSコンサルティング

スキルと実績があれば、クライアントではなく自身の発信を収益にすることができます。

そのように編集者から脱却できれば、単価もグンと上げることができます。

そのため、編集者として活動しながらセルフブランディングも並行して取り組んでいきましょう。

広告運用

続いて広告運用です。

ここでPESOモデルに触れていきます。

PESOモデルとは

マーケティング戦略において必要な4つのメディアの頭文字を取ったもの

媒体名役割
Paid Media自社の広告
Earned Media第三者目線の情報発信
Shared Media個人SNS
Owned Media自社メディア

PESOモデルは、企業のマーケティング戦略で用いられます。

個人の副業で置き換えてみます。

Paid Media(ペイドメディア)

ホームページやSNSなど、自分で運営している媒体を広告で宣伝する

Earned Media(アーンドメディア)

インフルエンサーやポータルサイトなど、第三者機関に宣伝してもらう

Shared Media(シェアードメディア)

個人SNSでユーザー間による情報共有をしてもらう

Owned Media(オウンドメディア)

自分の運営しているブログやSNSによる情報発信

元々はシェアードメディアがなく、トリプルメディアと呼ばれていました。

トリプルメディアの時は、SNS自体がアーンドメディアに分類されていました。

昨今は個人/企業関係なくSNSを活用しています。

また、個人で影響力のあるインフルエンサーの方も増えてきました。

そのような流れで、SNS発信の定義が変わってきたことが大きく影響しているかと思われます。

トリプルメディアも間違いではありませんが、マーケティングの主流は常に変化します。

価値提供のためにも、情報収集は怠らないようにしておきましょう

では、PESOモデルの中で広告運用にあたるものはどれでしょう。

正解はペイドメディアなのですが、PESOモデルにおいてはアーンドメディアも広告運用になり得ます。

広告運用の目的は、

認知拡散のうえ興味付けを行い、オウンドメディアへ誘導すること

実務ではコンバージョンまで求められることが多いですが、広告運用単体で見ると誘導までが目的です。

コンバージョンとは

オウンドメディア上で、お問い合わせなど利益につながる行動を取ること

Web広告を思い出してください。

気になってクリックする広告もあれば、

  • 何だか怪しい
  • 興味を持てない
  • そもそも目に止まらなかった

以上のような広告も存在します。

中には、広告を全くクリックしないという方もいるでしょう。

広告は、クリックしてもらわなければ本当に見せたいものまで辿り着きません。

そのため、まずはクリックしてもらえるような広告にする必要があります。

ただし、ここで注意点があります。

クリックを稼ぎたいがために、オウンドメディアと乖離のある広告を作ることはNGです

オウンドメディアへ誘導することが目的とお伝えしました。

ですが、誇大広告などにより誘導してもコンバージョンに繋がらなければ意味がありません。

広告と広告遷移先の内容に乖離があると、コンバージョンにつながることはありません

ユーザーは、広告に興味を持ってクリックをします。

しかし、飛んだ先が全く異なる内容であればいかがでしょうか。

間違いなくそのまま離脱するでしょう。

あまりに乖離がある場合は、ユーザーから違反報告される可能性も出てきます

以上が、実務ではコンバージョンまで求められるという理由です。

どれだけCTRを高めても、中身と乖離があると意味がありません。

CTRやコンバージョン率を見ながら、より良いパフォーマンスへ導いていく。

これこそが広告運用者に求められることです。

マーケティングは掛け算です。

  • ライティング
  • メディア運営/解析
  • クリエイティブ作成

ここまでご紹介した全てが、より良い広告運用へつながります。

広告運用を表にすると以下の通りです。

始める難易度
仕事の難易度
案件獲得の難易度
報酬額

広告運用は、知識と経験がなければ仕事を請けられません。

多方面からの分析や、クライアントへの的確なフィードバックが必要です。

そのため、誰でも簡単にできる仕事とは言えません。

簡単にできないからこそ報酬額もアップします

広告運用が上達すれば、自分のメディア運営も効率化を図れます。

新規ユーザー獲得の手段としても、ぜひ広告運用についても学んでいただければと思います。

それでは、広告運用にはどんな種類があるのか見ていきましょう。

リスティング広告

まずはリスティング広告(検索連動型広告)からです。

リスティング広告とは

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、検索した際にテキスト形式で表示される広告

検索をかけた際に「広告」と書かれている記事がリスティング広告です。

皆さんはどんな時に検索エンジンを使いますか?

  • 観光地の場所を調べたい
  • 美味しいお店を探したい
  • 仕事で分からないことを調べたい

などなど、知らないことを解決するために検索をしているはずです。

例えばですが、

Webマーケティングの副業はどんな仕事があるんだろう

そんな時に「Webマーケティング 副業」と検索をかけてみます。

リスティング広告

ここで「広告」として表示されるものがリスティング広告です。

リスティング広告は「Webマーケティング 副業」といった検索ワードに対して広告をかけていきます。

「Webマーケティング 副業」と検索する人は、どんな情報が欲しくて検索したのでしょうか?

  • Webマーケティングの副業はどんな仕事があるんだろう
  • Webマーケティングで副業は可能なのだろうか
  • Webマーケティングの副業か稼げるのだろうか

同じ「Webマーケティング 副業」でも、様々な検索意図を想定することができます。

そして、疑問を解決してくれそうなページをテキストを見て判断します。

テキストを見て解決できそうと思えば、そのページをクリックするといった流れです。

そのため、

リスティング広告は、ユーザーの検索意図を意識することがポイントです

検索エンジン上のテキストだけ良くても、コンバージョンにはつながりません。

確実にコンバージョンを得るためには、内容が伴っていなければいけません。

そのため、広告および遷移先の分析が必要となります。

リスティング広告のステップは以下の通りです。

STEP
企画

どんなユーザーに何をどのようにPRするのか決める

STEP
LP制作

広告をクリックした先のLPを制作(HP内の既存ページを使うことも可能)

STEP
出稿

検索エンジンへ表示されるテキストをライティングして出稿

STEP
分析

広告側と遷移先側の分析を行い、課題を見つけたうえでSTEP1:企画へ戻る

リスティング広告の特徴は、ニーズに合致すればコンバージョンまでが早いこと。

ユーザーは課題を解決するために検索をかけます。

課題解決のニーズと合致した広告を出稿できればOKなのです。

ここで一つ問題点があります。

狙いたいワードが、そもそも全く検索されていないという可能性があります。

当然のことですが、検索されなければユーザーへ広告を表示させることができません。

検索ボリュームを調べる際は、ラッコキーワードを使うと良いでしょう。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、無料でも十分に使えるツールです。

ラッコキーワードは、サジェストをまとめて表示してくれるサイトです。

サジェストとは

検索窓にキーワードを入力した際に、関連性のあるキーワードが自動表示される機能

Googleのサジェストが最もピンとくるのではないでしょうか。

Googleサジェスト

検索窓には「リスティング広告」しか入力していません。

こんなキーワードを組み合わせて検索している人が多いです

といった、Googleからの提案のようなものです。

こちらのサジェストをもとに検索をかける方も多いことでしょう。

サジェストをもとに検索意図を予測するのもリスティング広告のポイントです

ですが、一つ一つのキーワードでサジェストを確認することは現実的ではありません。

そこで活用できるのがラッコキーワードというわけです。

では「Webマーケティング」というワードで、ラッコキーワードを使ってみます。

ラッコキーワード

「Webマーケティング」に続く関連ワードが出てきました。

「Webマーケティング」だと、これらのワードを組み合わせた検索が多いということが分かります。

さらにラッコキーワードでは、サジェストとそのサジェストまで知ることができます

「Webマーケティング」のサジェストのトップである「Webマーケティングとは」のサジェストまでサジェストまで分かるということです。

ラッコキーワード

「キーワード+五十音&A〜Z」での検索も可能です。

ラッコキーワード

さらに「YouTube」や「Amazon」などのサジェストも分析できるようになっています。

ラッコキーワード

これらのサジェストの組み合わせを分析し、ユーザーの課題や検索意図を探っていきます。

検索意図を知ることは、広告だけでなくコンテンツマーケティングのSEO対策にも有効です。

そのためラッコキーワードは、Webマーケターの強い味方になるツールと自信を持って言えます。

登録なしでも利用できますが、ゲストユーザーは1日5回までしか分析できません。

ラッコキーワード

無料登録により検索可能回数が増えるため、ぜひ無料登録のうえ利用してみてください。

ラッコキーワード

無料でも十分利用できますが、有料プランだとさらに幅が広がります。

何より便利なのが月間検索数取得機能

分析したいキーワードが、月間でどれだけ検索されているかが分かります。

この機能を使うことで、より正確にユーザーの検索意図を把握することができるようになるでしょう。

マーケティング全般で言えますが、リスティング広告は相手の意図を読み取ることが重要です。

ツールを活用してユーザーの検索意図を探りつつ、出稿と分析を進めていきましょう。

ディスプレイ広告

続いてディスプレイ広告です。

ディスプレイ広告とは

Webサイトやアプリ上に画像や動画で表示される広告

バナー広告とも呼ばれます

先ほどのリスティング広告と比較してみます。

リスティング広告
ディスプレイ広告
  • テキスト型
  • 顕在層向け
  • 狭いターゲット
  • 画像/動画型
  • 潜在層向け
  • 広いターゲット

リスティング広告は、検索キーワードに応じて広告が表示されます。

課題を持った人を直接誘導するため、ニーズが顕在化している層向けと言えます。

配信面が検索結果のみであるため、ターゲット層は自ずと狭くなります。

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリに画像や動画で表示されます。

幅広い層へ視覚的に訴求できるため、潜在層へ気付きを与えやすいといった特徴があります。

ディスプレイ広告に関しては、以下二つを覚えておくと良いでしょう。

  • GDN(Googleディスプレイネットワーク)
  • YDA(Yahoo!ディスプレイ広告・運用型)

大まかに分けると、Google関連のサービス(YouTubeやGmail)もしくはYahoo!関連のサービス(Yahoo!ニュースやYahoo!メール)に出稿できます。

広告配信の際には、

  • 年齢
  • 性別
  • エリア

などのターゲティング設定を行います。

ディスプレイ広告の手順は以下の通りです。

STEP
企画

どんなユーザーに何をどのようにPRするのか決める

STEP
LP制作

広告をクリックした先のLPを制作(HP内の既存ページを使うことも可能)

STEP
クリエイティブ制作

広告用の画像や動画等のクリエイティブを制作

STEP
出稿

配信面とターゲティングを設定して出稿

STEP
出稿

広告側と遷移先側の分析を行い、課題を見つけたうえでSTEP1:企画へ戻る

基本はリスティング広告と同じで、途中でクリエイティブ制作が入ります。

ここで質問です。

リスティング広告とディスプレイ広告はどちらのほうがCTRが高いでしょう

再度、比較表を貼り付けます。

リスティング広告
ディスプレイ広告
  • テキスト型
  • 顕在層向け
  • 狭いターゲット
  • 画像/動画型
  • 潜在層向け
  • 広いターゲット

CTRとはクリック率のことでしたね。

テキスト訴求とビジュアル訴求だと、どちらのほうがクリック率が高いのでしょうか。

顕在層向けと潜在層向けの比較もポイントです。

正解を発表します。

CTRが高いのはリスティング広告です

効果的な運用ができている前提ですが、基本的に顕在層向けのほうがニーズは高いです。

そのため、リスティング広告のほうがCTRが高いという結果になります。

それならリスティング広告だけ打てばいいのでは…?

そんな疑問も出てきそうですね。

たしかにCTRが高いほうが、Webサイトへ誘導できてコンバージョンにつながる可能性が高いです。

ですが、ディスプレイ広告は顕在層ではなく潜在層向けということがポイント。

CTRは低くても、潜在層へ発信することで新規の認知が広がります

ディスプレイ広告で得られるクリックは、見方によってはリスティングよりも価値があると言えます。

基本的にはCTRが低いディスプレイ広告。

CTRを引き上げるためには、目に止まるようなクリエイティブが必要です。

ここでクリエイター職のスキルが光るわけです

広告運用の案件を請ける際に、クリエイティブ制作まで任される場合もあります。

クリエイティブ制作まで一貫してできれば、案件が請けやすくなるうえに満足度向上につながります。

自身で制作が難しくても、知識があれば外部パートナーへの的確な依頼も可能となります。

画像制作だけならCanva、動画まで含めるのであればデジハリを検討してみるのはいかがでしょうか。

リスティング広告も同様ですが、個人でも広告運用は可能です。

広告代理店へ外注している企業が多いですが、それは依頼することにメリットがあるからです。

例えばですが、

  • 自社に運用できる人材がいない
  • 時間削減
  • 代理店のノウハウ
  • 最新情報の取得

以上のように、広告代理店へ手数料を払ってでも依頼する価値があるからです。

価値提供さえできれば、個人でも十分に案件を請けられます

ですが、運用実績がないうちは依頼を請けること自体が難しいです。

まずは広告に触れることから始めていきましょう。

Google広告はこちらから、Yahoo!広告はこちらから登録ができます。

広告配信するためには遷移先が必要です。

オウンドメディアを持っていれば、自身のページの宣伝と広告運用の経験が積めます。

さらに、オウンドメディアとペイドメディアの解析も行うことができます。

本来であれば、クライアントワークでコンバージョンにつなげた実績が欲しいところです。

自身のオウンドメディアに関しては、あくまで練習用として位置付けることが好ましいでしょう。

オウンドメディアに関しては、ライティングスキルや解析スキルも身に付くブログがおすすめです。

ドメインおよびサーバーが必要ですので、よろしければ以下を参考にしてみてください。

SNS広告

続いてSNS広告です。

SNS広告とは

Facebook・Instagram・LINE・TikTok等のSNSから出稿する広告の総称

これらの広告も、広告アカウントを作成すれば個人での出稿が可能です。

SNS広告もディスプレイ広告と同じく、クリエイティブスキルが重要となります。

これはSNSの特徴をもとに言えることなのですが、

  • 友人や推しの近況を見るために活用
  • 自分の知りたいことを調べる
  • スクロールが速い

以上により、商売色の強いクリエイティブはほぼスルーされます。

今まで紹介してきた広告は、調べ物をする際に表示されるものがほとんどでした。

SNS上でも検索はかけますが、基本スタンスは友人や推しの近況を見るもの。

そんなユーザーの用途を意識しておく必要があります。

安心いただきたいこととして、SNSのターゲティング精度は高まってきています。

YouTubeのブラウジング機能などはまさにその一例です。

広告に関しても、関心の高いユーザーへの配信設定が可能です。

そのため、

PRするサービスに関心のあるユーザーの目を引ける広告

以上がポイントです。

ここで必要となるスキルは、

クリエイティブ制作×コピーライティング

SNSの閲覧は基本的にスマートフォンからです。

スマートフォンでのスクロールのスピードはとても速いです。

そのため、

SNS広告の判断は1秒程度で決まります

ここで目を引くためには、クリエイティブやキャッチコピーを目立たせる必要があります。

さらに、その精度を高めるにはPRするサービスのトレンドも押さえておく必要があります。

トレンドを押さえた広告配信の例を挙げてみます。

企業の広報・マーケティング担当者向けのセミナー広告を配信

2022年のトレンドの一例を挙げると、2023年7月よりGoogleアナリティクスが刷新されます。

Googleアナリティクスとは

Googleが提供するWebサイトの解析ツール

マーケティングは仮説検証の繰り返しです。

そのため全てのマーケティング活動において解析は必須です。

その解析ツールが刷新されるとなると、マーケティング担当としては学ばざるを得ないわけです。

新しいGoogleアナリティクスは、Google Analytics 4(GA4)という名称。

既存のものはユニバーサルアナリティクス(UA)と呼ばれています。

とても極端な例を挙げると、どれだけクリエイティブのデザインが良くても2022年時点で「UAの使い方セミナー」を開いても良い結果を得られないでしょう。

多少デザインが弱くても「GA4」の文字を強調したクリエイティブのほうがCTRは上がるはずです。

SNS広告のポイントは、

クリエイティブ制作×コピーライティング

とお伝えしましたが、全ての広告においてトレンドを押さえることも意識しておいてください。

各業界のトレンドを幅広く押さえるためには、ビジネス誌がおすすめです。

案件を請ける際には、転職活動と同じく面談を受ける場合があります。

面談を受ける際に、相手の業界を少し知っているだけでウケが全然違います

クライアントは、広告を用いた成果創出に期待して依頼をかけています。

広告の配信方法および解析方法を知っているだけでは、真の価値提供はできません。

相手の領域を知ってこそ、真の価値提供につながります。

真の価値提供は「私たちの専門領域×クライアントの専門領域」です

真の価値提供をするためには、

STEP
ビジネス誌で業界動向を知る

業界のターゲットや現状の課題を知る

STEP
マーケティング目線で課題解決法を提示

クライアントの専門領域の課題に対し、自分の専門領域から解決策を提示

以上のステップを踏むと良いでしょう。

クライアントはその道のプロフェッショナルですので、他業界のことを知らない場合もあります。

他業界のことを知っていても、マーケティング目線で見れる人はそれほど多くありません。

そんな時に、即座に情報提供ができたらいかがでしょうか。

それだけでサービス価値の向上につながりますよね。

マーケティングは仮説検証の繰り返しですので、各業界の事例を蓄えておくと確実に身になります。

ビジネス誌は、本業でクライアントワークをしている方にもおすすめです。

スキル蓄積のために検討してみるのも良いでしょう。

マーケティングコンサルタント

最後にコンサルタントについてお伝えします。

コンサルタントとは

クライアントの課題に対し、解決策を提示して支援する仕事

これまでは制作/編集/運用についてお伝えしてきました。

副業の単価を上げていくためには、コンサルタントの仕事を目指していただきたいです。

コンサルタントは案件を請ける側でありながら、クライアントの指揮を執る仕事です。

マーケティング領域のコンサルタントは、実案件ではディレクターとしてのスキルを求められます。

ディレクターとは

プロジェクトの管理や指揮を執る責任者

マーケティングの会社では、企画や提案を行う最高責任者のプロデューサーがいることが多いです。

副業においても、プロデューサーのもとでディレクションを任されることもあるでしょう。

そこまで細分化されておらず、プロデューサー兼ディレクターの仕事を任されることもあります。

同じディレクターでも、

  • Webディレクター
  • クリエイティブディレクター
  • テクニカルディレクター

以上のように、求められる業務によって名称が細分化されています。

いずれにしても、コンサルタントはマーケティング戦略での成果創出を求められます。

本記事では「プロデューサー兼ディレクター=コンサルタント」として解説を進めていきます。

コンサルタントを表にすると以下の通りです。

始める難易度
仕事の難易度
案件獲得の難易度
報酬額

報酬額が上がる分、難易度も上がってまいります。

難易度が高いと言えども、スキルを身に付けられれば全く問題ありません。

コンサルタントに求められることと、スキルの身に付け方についてお伝えしていきます。

仮説をとことん立てる

マーケティングコンサルタントに求められていることは、

認知を広げてコンバージョンへつなげること

その過程で、市場や競合の分析に基づいたブランド価値の向上などの工程があります。

お問い合わせを獲得するためには、広告だけでなくWebサイトの改善も必要です。

顕在層と潜在層では、戦略の立て方も変わってきます。

それでは、

  • 市場分析はどのようにしたら良いのか
  • ブランディングのためには何を考えれば良いのか
  • Webサイトのどこを改善すればいいのか
  • どんな広告を打てばいいのか

などを、クライアントへ具体的に提示する必要があります。

例えば、ディスプレイ広告のパフォーマンスが悪い場合を考えてみます。

CTRが低いのでクリエイティブを変えてみましょう

以上の場合、根本的な改善ができていません。

クリエイティブが悪いからCTRが低いというのは、あくまで一つの仮説に過ぎません。

CTRが低いことに対して、複数パターンの仮説を出して検証をする必要があります。

  • クリエイティブ
  • ターゲティング
  • 配信時期
  • PR商材

など、広告一つとっても様々な原因が考えられます。

どれが原因なのか100%の答えは出せません。

ですが、100%に近付けることはできます。

様々な仮説を立てたうえで検証を重ねていく。

それにより原因と思われるものが明確に見え、次第に精度が高まっていきます。

クリエイティブを変えたらCTRが上がった。ディスプレイ広告のCTRはクリエイティブで決まる

このようにクリエイティブに絞ると、マーケティングレベルが上がっていきません。

もしかすると、配信時期など様々な要因が重なって当たっただけの可能性もあります。

100%に近付いたと思っても、常に複数の仮説を立てることを習慣づけておきましょう。

知識のアップデート

Webマーケティングの移り変わりは驚くほど速いです。

数ヶ月前は王道だった手法が、数ヶ月後には通用しなくなるなんてことはザラにあります。

感覚的な話でいくと、何だか古臭く感じるWebサイトのデザインなどが典型例です。

GoogleやSNSのアルゴリズムも、常にアップデートを繰り返しています。

そのため、成果を上げるためには常に情報収集しておくことが必要です。

マーケティングには、手法として考え方の基礎となるフレームワークがあります。

それらのフレームワークも、市場や競合のアップデートをしていなければ使いようがありません。

SWOT分析で例えてみます。

SWOT分析とは

自社を取り巻く外部環境と内部環境を、強み・弱み・機会・脅威に分けて分析する手法

SWOTとは、以下の頭文字を取っています。

  • Strengths(強み)
  • Weaknesses(弱み)
  • Opportunities(機会)
  • Threats(脅威)

市場の変化により、自社の強みが認知されて売上アップの機会がありそうだ。

他社の認知も上がりそうなので、商品力の弱みでシェアを一気に離される脅威も考えられる。

大まかには以上のような分析を行い、自社の改善ポイントを炙り出していきます。

市場の変化を把握できていなければ、分析の精度が落ちてしまいます。

また、分析を終えたうえで広告戦略を立てていくとします。

ターゲットの趣向を掴めていなければ、良いパフォーマンスが望めなくなります。

クリエイティブのトレンドを抑えていなければ、CTRに影響が出るかもしれません。

解析方法のアップデートに追いついていなければ、効果的な分析ができなくなります。

以上のように、アップデートをしていなければフレームワークも戦略も崩壊してしまいます。

常にアップデートし続けるのは大変そう

と思われるかもしれません。

逆に言えば、アップデートさえし続ければ大丈夫です。

マーケティングの基礎やスキルを身に付けておけば、アップデートするだけで価値となります。

先ほど挙げたGoogle Analytics 4への移行でも同じことが言えます。

データ取得の名称や概念は変わりますが、基礎知識として押さえておくべき数値は分かります。

Googleのアップデートが行われても、変化したことさえ分かればすぐに対策が打てます。

そのため、情報のアップデート自体は大変ではないのです。

むしろ変化し続けるので楽しいです

強いて挙げるならば、基礎知識やスキルの取得は大変です。

特に座学だけを続けていると、線として繋がらなくて理解を深めづらいです。

そのため、ライティングやクリエイティブでも大丈夫です。

基礎知識に関しては、実践しながら学んでいくことをおすすめします。

何でもそうですが、アウトプットすることで身に付きやすくなりますので。

ちなみに、マーケティングの情報を発信しているWebサイトはたくさんあります。

以下は私もよく見るサイトです。

よろしければ覗いてみてください。

MarkeZine
MarkeZine(マーケジン) 翔泳社が運営するマーケター向け専門メディア。MarkeZineはデジタルを中心とした広告・マーケティングに関する情報を多角的な視点で毎日提供します。
Web担当者Forum
Web担当者Forum 企業Webサイトとマーケティングの実践情報サイト - SEO・アクセス解析・SNS・UX・CMSなど

リーダーシップ

コンサルタントは、クライアントの課題を解決していく役目があります。

蓄えた知識を伝えるだけでは課題解決にはつながりません。

クライアント自身の、意識と行動が変わらなければ課題解決につながりません

最終決定権はあくまでクライアントにあります。

クライアントが行動しなかった故に成果が出なかった場合、

成果出ないし契約解除しようかな

と思われてしまうのがコンサルタントの辛いところ。

そのため、クライアントを引っ張るリーダーシップが必要です。

クライアントは人ですので、様々な性格の方がいらっしゃいます。

マネジメントと同じく、原則はあれど相手の特性に合わせたリーダーシップを発揮する必要があります。

特にリーダーシップを発揮いただきたいクライアントは以下の2パターンです。

  1. 要望が具体的すぎる
  2. 自分たちの意見ややりたいことがない

まずはパターン1です。

要望が具体的なクライアントは熱意があって非常に助かります。

その一方で、コンサルタントとしての価値を失うリスクがあります。

営業であれば売ることが目的ですので、要望通りに売上を立てられればラッキーです。

コンサルタントの場合、クライアントの課題解決が目的です。

要望を鵜呑みにしていては、コンサルタントが入る前と状況が変わらなくなります

とは言え、最終決定権はクライアントにあるため無下にはできません。

また、具体的な意見をお持ちの方を真っ向否定すると心象的によろしくないです。

要望が具体的なクライアントには、その要望により何を達成したいのか質問してみましょう。

何かをしたいということは、その裏に達成したい目的があるはずです。

それをクライアントの口から話してもらうのです。

その目的に対して、

それであればこちらの戦略のほうが良いですよ。理由は〜

というように、クライアントの目的に対して正しい方向へディレクションをします。

決して御用聞きにならぬよう、コンサルタントの使命を常に頭に入れておくことが必要です。

続いてパターン2です。

コンサルタントさんに全部お任せします!パターンです。

コンサルタントはあくまで外部パートナーです。

真の課題解決のためには、最終的にクライアントが自走できる状態が好ましいです。

会社はコンサルタントのものではなくクライアントのものです。

クライアントの実現したいことに近付けることがコンサルタントの使命です。

そのため、クライアントに主体的に考えてもらえるようにディレクションしましょう。

  • クライアントに課題や役割を与える
  • 複数案から取り組みたいものを選んでもらう

など、クライアントに考えていただく習慣を持たせていきましょう。

以上のように、マーケティングの知識に加えてリーダーシップを元にした提案力が必要です。

コンサルタントは案件を請ける側でありながら、クライアントの指揮を執る仕事です。

まずは現職の後輩教育からでも大丈夫です。

相手を動かすリーダーシップを身に付けておきましょう。

経験が自信へつながる

私は元々、有形商材の営業マンでした。

マーケティング会社へ転職し、全くの未経験でマーケティングコンサルタントの道を歩み始めました。

ベンチャー企業で人員が少なかったこともあり、入社1ヶ月で独り立ちしました。

最初のうちはクライアントからお叱りを受けることも

営業として商品を売るスキルはあるものの、コンサルタントとしては完全に素人。

クライアントの求める「成果」からは程遠い状態でした。

成果を出した経験がないため、自信を持ってクライアントを牽引する力もありませんでした。

組織で動くメリットを活かして、先輩社員に相談のうえ一つ一つ解決していきました。

その結果、クライアントの求める成果を次第に出せるようになりました。

成果へ導いた経験があれば、自信を持ってコンサルティングができるようになります。

自信のないコンサルタントは不安感を与えます。

根拠のない自信を振りかざすコンサルタントは不信感を与えます。

根拠ある自信はクライアントへ安心と信頼感を与えます

自信をつけるためには経験が必要です。

マーケティングの会社では、そんな経験を効率的に積めたと実感しています。

まずは副業ではじめ、いずれはマーケティングの仕事を本業にしたい

そういった方は、マーケティング会社への転職も選択肢の一つとしておすすめしたいです。

マーケティング会社への転職ということは、本業もマーケティングになるということ。

本業でスキルアップが図れるということになります。

マーケティング会社に勤める最大のメリットは、他のコンサルタントの手法を吸収できることです。

マーケティングは仮説検証の繰り返しです。

仮説検証を組織で行うことができるため、その分ノウハウが蓄積されやすいです。

また、マーケティング会社には実績があります。

実績があるということは、信頼して依頼しているクライアントがいる。

コンサルティングで価値提供できているということです。

つまり、価値提供の仕方を学ぶことができるということです。

私が未経験で飛び込んだように、未経験採用をしている企業もあります。

企業側は、全てのサイトに求人を出しているとは限りません。

Aには求人が出ているけど、Bには出ていないこともしばしばあります。

そのため、複数サイトに登録すると効率的に求人を探すことができるでしょう。

よろしければ参考にしてみてください。

上記求人をご覧いただくと分かりますが、経験者が優遇されることはたしかです。

企業でのマーケティング経験を求められることもあれば、企業と限定していない求人もあります。

企業での経験を積むにしても、

  • ライティング
  • クリエイティブ
  • SNS運用
  • ブログ運用
  • 広告運用解析

など、できることから取り組んでおくことが良いでしょう。

副業案件を請けることを視野に入れるのであれば、求人の確認をしておくことも必要です。

マーケターの副業案件であれば、以下のサイトがおすすめです。

コンサルティングの案件ともなると、週の拘束時間が多いことがしばしばあります。

本業がある方は、スキルが身に付いても副業の時間が取れないといった問題が出てきます。

こちらのSOKUDANでは、週1〜2時間から絞り込み検索ができます。

SOKUDAN

フルリモートの選択ができる点も魅力の一つ。

本業の関係で、移動時間や日数を割けない方にもありがたい仕組みです。

皆さんのスキルが目に留まれば、企業からのスカウトメールも入ります。

そのため、スキルが身につく度にポートフォリオを更新していきましょう。

そうすることで、自ら案件を探す時間もカットすることができます。

もちろん登録は無料ですので、まずは案件確認だけでもしてみてはいかがでしょうか。

最後に

今回はWebマーケティング副業の始め方をお伝えしました。

冒頭に申し上げた通り、

Webマーケティングの副業は参入しやすいうえに稼げます

経験すればするほど、仕事の幅が広がり報酬も上がる点が特徴です。

簡単な案件であれば、今すぐ始めることも可能です。

初めは低単価の案件が多く、モチベーションの維持が大変かもしれません。

ですが、

マーケティングは掛け算です

このことを忘れず、果敢に挑戦していただきたいです。

マーケティング職は、どのような仕事でも仮説検証の繰り返しです。

ライティングやクリエイティブなど、様々な角度から仮説検証を繰り返してみてください。

そうすることで、マーケターとしての目線が培われてスキルが上がり単価を上げられます。

マーケターの目線があると、何気ない日常の見え方が変わってきます。

Web広告、つり革広告、小売店のポップ、折込チラシなど。

様々なものをマーケティング目線で見れるようになります。

日頃からアンテナを張れると、コンサルティングの引き出しにも直結して一石二鳥です。

物事の見え方が変わるととても楽しいです

世の中には、知られていないのに魅力的なものがたくさんあります。

それを自分のスキルで世の中へ拡散していけることが、マーケティングの楽しさです。

仕事は楽しめることのほうが長続きします。

同じマーケティングでも、様々な仕事の種類があります。

今回の記事で、自分に合いそうな仕事は見つかりましたでしょうか。

もし興味を持っていただけたのであれば、ぜひマーケティングの世界へ足を踏み入れてみてください。

今回の記事が、皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次