会社の飲み会に行きたくない|会社の飲み会の対処法

飲み会

会社の飲み会ってめんどくさいですよね。

断れるものなら断ってしまいたい。

ですが、なかなか断れないのが会社の飲み会のめんどくさいポイントの一つですね。

行きたくたいけど、行かないといけない会社の飲み会。

今回は、そんな会社の飲み会の対処法についてお伝えします。

目次

会社の飲み会について考える

まず初めに、会社の飲み会について考えていきましょう。

この世には飲みニケーションという言葉がありますね。

とても分かりやすいですが「飲み+コミュニケーション」の造語です。

お酒を飲むと気が緩み、感情が開放的になります。

それにより、本音で話をしやすいというのが飲みニケーションの特徴です。

では、そんな飲みニケーションは果たして正なのでしょうか?

その点について考察をしていき、対処法までお伝えしていきます。

なぜ会社の飲み会はつまらないのか

会社の飲み会がつまらない原因を見つけていきましょう。

日中の業務と飲み会の大きな違いは「お酒」です。

お酒は感情が開放的になり、日中と人が変わってしまう人がいます。

それにより、

  • 説教や自慢をしてくる上司
  • セクハラをしてくる上司
  • 会社の愚痴合戦
  • 上司へのお酌まわり
  • 上司から一発芸をさせられる
  • 挙句の果てに全然帰らせてもらえない

以上のような事態が起こってしまいます。

私は20代のうちに、正社員で3社経験してきました。

1〜2社目については、以上のオンパレードでした。

そして上司が口を揃えて言っていた言葉が、

社内営業できないとお客さんに営業できないぞ

という言葉でした。

このような発言をする上司がいたら要注意です。

上司にお酌をしなくても、教育をすれば新人もお客様へのお酌はできます。

上司がモンスタークライアント役になる必要は全くないはずです。

会社の飲み会のつまらなさは、間違いなく対上司の人間関係と言えるでしょう。

楽しい会社の飲み会もある

幻想のような話ですが、楽しい会社の飲み会もこの世には存在します

友人含め、全ての飲み会が苦手な人は例外となります

では、どんな会社の飲み会が楽しいのか。

上司部下関係なく、日中に活発なコミュニケーションが取れている会社です

日中に活発なコミュケーションが取れていれば、飲み会で仕事の感情を爆発させる必要はないです。

飲み会の場で感情を爆発させる人がいると、飲み会が一気につまらなくなります。

本来であれば、部下への指導は日中に済ませられます。

飲み会で後ろ向きな愚痴を言う暇があれば、日中に前向きな話をするべきです。

仕事で普段言えないことが飲み会で爆発するのは、組織として好ましい状態ではありません

1〜2社目の飲み会がつまらなかったと先述しました。

そうなのです。

実は、3社目は楽しい飲み会ができる会社でした。

私は3社目に、Webマーケティングのベンチャー企業へ転職しました。

1〜2社目と大きく違ったことは、

仕事もプライベートも、日中にしっかりコミュニケーションが取れている

と言う点でした。

そのベンチャー企業を退職する時には、そんなコミュニケーションが当たり前のものになっていました。

ですが、入社当時は物凄く衝撃を受けたことを覚えています。

続いて衝撃を受けたのが飲み会です。

誰も仕事のダメ出しをしてこないのです。

と言うより、

飲み会中にほとんど仕事の話が出ませんでした

飲み会中にアツく語れないのはどうなんだろう?といった疑問もあるかもしれません。

3社目に関しては、日中にアツいことをロジカルに語っていました

お酒が入ると、ロジックではなく感情が介入してヒートアップします

さらには、せっかく話した内容を覚えてないということもよくあります。

友人との飲み会であれば感情でアツく語り、翌日には忘れるのも問題がありません。

会社の飲み会であれば、日中に話し合うべきことですよね。

改善できないもどかしさが、感情として溢れ出るのが愚痴です

改善の話し合いができる環境さえあれば、口もさほど出てきません。

繰り返しますが、3社目のベンチャー企業では改善案を日中に話し合っていました。

上司は、言いづらいことも日中に言ってくれました。

私もまた、言いづらいことは日中に部下へ伝えるようにしていました。

飲み会では一切出さずに、仕事外の話で双方のコミュニケーションを取っていました。

これは、常に進化を求められるベンチャー企業ならではの特徴だと私は思っています。

今回は飲み会に焦点を当てましたが、ベンチャー企業の特徴については以下の記事にまとめています。

よろしければ参考にしてみてください。

楽しい飲み会について

会社の飲み会が」つまらない方々、会社以外の飲み会は何が楽しいですか?

  • 好きなメンバーと自由に行ける
  • 笑える思い出話ができる
  • 好きなメンバーの近況が分かる
  • お互いに将来のアツい話ができる

などが挙げられますよね。

会社以外の飲み会に、あらゆることを強要してくる人は存在しません

なぜ存在しないのか。

会社外の場合は、メンバーを自由に選ぶことができるからです。

めんどくさい相手とは、行かなくて良いといった選択肢を持つことができます。

本来お酒は楽しく美味しく飲みたいものです。

つまらない飲み会は時間と金の無駄です

会社の飲み会の対処法

つまらない飲み会は行かないことがベストです。

ですが、組織の体制上なかなかそうもいかないことが多いですよね。

と言うことで、飲み会に行った際の対処法についてお伝えします。

原因の究明

まずは、危険人物をリストアップしましょう。

会社の飲み会をつまらなくする原因を明確にします。

よく分からないけどしんどい

原因が分からないと、対処の仕方が分からず精神的にキツくなります

原因が分からずキツい状態の代表例がスランプです。

スランプとは

今までできていたことが、原因が分からずできなくなること

そんなスランプを抜け出すために必要なのが、原因に気付くことです。

つまらない、キツい、しんどいなどは、必ずそうさせる原因があります。

原因に気付くことで対処がしやすくなります。

会社の飲み会中に、自分を不快にさせる人は誰でしょうか。

複数人でも大丈夫ですのでピックアップしてみましょう。

安全圏を見つける

続いて安全圏を見つけていきます。

会社の飲み会で、

  • 一緒にいて楽しい人
  • 危険人物が遠慮する人

以上の該当者を探します。

危険人物が遠慮する人とは、危険人物もその人の前では調子に乗れないといったニュアンスです。

ダブルで該当する人はベストです。

つまらない会社の飲み会はポジショニングが重要です

席順が決められている場合を除いて、安全圏の人の近くを死守するようにしてください。

会場に入る前の移動時から話をしていれば、そのポジションを獲得しやすいです。

一緒にいて楽しい人は、シンプルにそのままの意味です。

危険人物が遠慮する人は、危険人物が近付いてきたとしてもその人の存在が皆さんを守ってくれます。

タチの悪い危険人物は、常にターゲットを探しています

お手洗いや喫煙などの離席の際は、危険人物が周囲にいないか注意してください。

一緒に飲もうよ」と連れて行かれたら、しばらくは安全圏に戻れないと思ってください。

危険人物の見方を変える

皆さんは、会社以外の飲み会で誰かを不快にしてしまっていることはありますか?

嫌な上司を反面教師にできているのであれば、間違いなくそれが正解です。

会社の飲み会における危険人物は、

複数人で楽しく飲める場が会社しかない

という人が多いです。

理由は単純です。

プライベートの飲み会はメンバーを自由に選ぶことができます。

場を乱す人は次第に誘われなくなります

危険人物は、お酒で自分を制御できないから危険人物なのです。

そのため、複数人で楽しく飲める場が会社しかないということになります。

あの人はそういう人なんだ

皆さん自身も、その人と同じ組織の人です。

諦めにも近いですが、そのように割り切っていくしかありません。

感情をコントロールできない人は変化が苦手です

そのため、危険人物が変化することはないでしょう。

自分を守るためには、自分自身が見方を変えていくしかないのです。

危険人物に感情で立ち向かわず、見方を変えるなど変化できる人のほうがかっこいいです。

感情をコントロールするスキルは、間違いなく別の場面でも力を発揮します。

別の道を考える

危険人物を変化させることは難しいです。

他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる

精神科医のエリック・バーン氏の言葉です。

皆さんの人生は会社のためではなく、自分と自分の大切な人のためにあります。

他人は変えられないですし、その会社で過ごし続けた過去を変えることもできません。

状況を変えるためには、自分自身で対処していく必要があります。

どうしても会社の飲み会が耐え難い場合、転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

耐え難かった飲み会

私は3社目にベンチャー企業へ転職しました。

2社目の退職を決意した要因の一つに「飲み会」がありました。

元々飲み会の多い会社でしたので、飲み会が面倒だという理由ではありません。

2社目では、年に一度全国の営業が集まる営業会議がありました。

営業会議は、

  • 著名人による研修
  • 現サービスのディスカッション
  • ディスカッション後の経営層へのサービス改善提案

主に以上の内容を、2日間みっちりと行うものでした。

当時の会社では、外的要因に対応できずどんどん他社にシェアを取られていました

理由は明らかで、外的要因に対して自社が変化できなかったからです

拠点を問わず現場に近い営業マンは、その状況を理解していました。

なぜなら、実際にお客様と対面して話を聞いているからです。

営業マンたちはディスカッションのうえ、会社の危機について経営層へ提案を行いました。

すると、

ウチの会社は今までこのようにやってきた。キミたちは何も分かっていない

と一蹴されました。

その後の営業マンだけの飲み会はもちろん大荒れです。

変化できない会社に対して、変化させる権限を持たない者同士の愚痴合戦

これから売上が落ちていくことが明確なのに、どうすることもできない状況。

そんな状況で、前向きな話は一切出てきませんでした。

変化が必要な状況で、変化をすることができない。

お客様に価値提供し続けるのであれば、ニーズに合わせて変化することが必要です

私はその会社で働く理由を見出せなくなりました。

今の会社で働く理由

皆さんは何のためにその会社で働いていますか?

  • 倒産するリスクが少ない
  • 今もこれからもずっと仕事が面白い
  • 給与がどんどん上がっていく

など、在籍している理由があるはずです。

その会社に残ることで、目標は達成できそうでしょうか。

自分の目標を、会社が確実に叶えてくれる保証はありそうでしょうか

以上を一つの基準にしていただきたいです。

会社の飲み会は毎日あるものではありません。

目標が達成できそうであれば」飲み会の場をうまく立ち回って会社に残ったほうが良いです。

私はネガティブな飲み会の中で、

会社が自分の目標を叶えてくれる保証がないと判断しました

売上が下がることで、社員へ還元できる給与の幅が狭まります。

人件費を抑えるために、少人数で大量の仕事を請け負う可能性もあります。

変化できないことで、顧客から必要とされなくなるかもしれません。

そこで私が行き着いた選択は、

自分一人で生き抜くスキルを身に付けるしかない

といった結論に至りました。

愚痴合戦の飲み会で絶望を味わったからこそ、この考えに行き着くことができました。

そのため、つまらない会社の飲み会も良い経験だったと思っています。

とは言え、私は自社商品を売ることしかできない営業マンでした。

いきなり独立をして生きていく術がない。

さて、どうしたものか。

自分の価値を高める

2社目のサービスの一つで、企業向けの研修講師派遣をしていました。

そのため、私は多くの研修講師とお話しする機会がよくありました。

研修講師は有形商材を提供するわけではなく、自身のノウハウを受講者へ提供していました。

まさしく、

自身のスキルで生き抜く術を身に付けた人

だったのです。

私が叶えたい目標は何なのか

目標達成を考えた際に行き着いたのが、Webマーケティングのスキルでした。

未経験でWebマーケティングの道へ

目標が決まれば即行動。

求人を探し始めてすぐに壁にぶつかりました。

Webマーケティングの業界で、未経験者を採用している会社が少ない

そのため、求人を探すのにかなり手間取りました。

そこで登録したのが転職エージェントサービスです。

転職エージェントサービスは、希望を伝えれば条件に合った企業を提案してくれます。

自分がしっくりくる求人に応募すれば良いので、働きながらでも効率良く転職活動ができます

今すぐの転職でなければ、転職エージェントにその旨を伝えていただければ大丈夫です。

今の会社に不満がある

そんなモヤモヤがあれば、一度転職エージェントと話してみるとスッキリするかもしれませんよ。

話したうえで、現職に残るという選択肢も大いにアリだと思います。

最後に

今回は、つまらない会社の飲み会の対処法についてお伝えしました。

会社に残ることにメリットがあれば、うまく対処していくことがベターです。

ですが、メリットよりもデメリットのほうが強ければ、転職の道を考えることをおすすめします。

自分はどんな目標を達成したいのか

以上を考え、自分にとって正しい選択をしていただければと思います。

お酒は楽しく美味しく飲みましょう

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