Webマーケティングのフリーランスで案件獲得する方法|現役Webマーケターが解説

マーケティング

フリーランスでWebマーケターをしているザキです

今回は、Webマーケティングのフリーランスで案件獲得する方法をお伝えします。

お先に、私の略歴からお伝えします。

四年制大学(文系)を卒業

数字は苦手です。

1社目:新卒で大手メーカーへ営業職として就職

紙媒体の営業をしていました。

2社目:人材教育の中小企業へ営業職として転職

人事部向けに、紙媒体の教材や研修講師派遣をしていました。

3社目:Webマーケティングのベンチャー企業へWebマーケターとして転職

営業と企業のマーケティング支援をしていました。

4社目の転職活動:Webマーケターとして複数社に内定をいただくが辞退

Webマーケターの需要の高さを身をもって実感することができました。

20代でフリーランスへ

需要の高さを知り、フリーランスとして活動することを決意しました。

今はWebマーケティングのフリーランスとして、ありがたいことに案件をいただけています。

始まりはWebマーケティングとはほど遠い紙媒体の営業職。

そんな私が、どのように案件を獲得できるようになったのか。

  • Webマーケターになる方法
  • Webマーケティングの案件を獲得する方法

以上について、実体験をもとにお伝えします。

目次

Webマーケターになる方法

まずは、Webマーケターになる方法からお伝えします。

Webマーケターとは

HPやSNSなどを使いコンテンツ作成や広告配信、それに伴う数値解析でPDCAを回しながら企画の立案や実行をする人

要は、集客や売上のために戦略を立てていく人のことです。

そんなWebマーケターにはどうやったらなれるのでしょうか。

独学でもWebマーケターになれる?

独学でもWebマーケターになれます。

私はWebマーケターと名乗れば今日からWebマーケターです

Webマーケターは資格がなくても名乗ることができます。

知識を身につけて、クライアントへ価値提供さえできればWebマーケターなのです。

それではどのように学習をすればよいのでしょうか。

マーケティング関連の書籍を読む

古典的ですが、マーケティング関連の書籍を読むことで知識が身に付きます。

マーケティングは仮説検証の繰り返しです。

ノウハウがあればあるだけ有利となります。

マーケティング関連の書籍は、マーケティングに精通した人が経験に基づいて執筆しています

そのため、知識を身に付けるためにはうってつけであると言えます。

とはいえ、Webマーケティングの本は数多く出版されています。

そこで、私がWebマーケティングの会社へ転職する前に読んだ書籍をご紹介します。

Webマーケティングは、初めてですと耳馴染みのない言葉のオンパレードです。

そのため、最初に難しいものを手に取ってしまうと抵抗感が先行してしまいます。

私も別の書籍を購入して、いったん挫折した後にこちらの書籍に出会いました

こちらの書籍は、Webマーケティングの株式会社ウェブライダー様のノウハウが書籍化したものです。

Webマーケティングが、漫画付きのストーリー形式で学べるようになっています。

キャラクターも立っており、ストーリー展開自体も面白いこともおすすめポイントの一つです。

他にも入門書はありますが、初学者におすすめなのは間違いなくこの2冊です。

ストーリーも楽しんでいただきたいので、ぜひ沈黙のWebマーケティングからお楽しみください。

オンライン講座の受講

続いてオンライン講座をご紹介します。

オンライン講座の中ではUdemyをおすすめします。

Udemyとは

世界最大級のオンライン教育プラットフォーム

要は、オンラインで動画の講座を受講できるものです。

米国発祥のサービスですが、日本ではベネッセコーポレーションが事業パートナーになっています。

Udemyは社会人向けの講座が多く、その中にマーケティングの講座も含まれています。

書籍と同じく、マーケティングに精通した講師がマーケティングの解説を行います。

Udemyの講座は登録の際に審査が入ります。

つまり、Udemyが認定した講座のみ配信されているということです。

さらに、全体の講座数は200,000以上あります(2022年9月時点)。

一概にマーケティングと言っても、案件によって任される領域は様々です。

そのため、

多くの講座の中から強化したい領域に絞って、専門性を高めやすいのがUdemyの特徴です

実践形式の講座も用意されているため、知見を深めるために受講されてみてはいかがでしょうか?

差をつけるなら企業へ挑戦

初めは副業でWebマーケティングを始めようと志しました。

しかし、実績がなさすぎて案件を受けることに抵抗を感じました。

そこで、3社目のWebマーケティングの会社へ転職することを決めました。

Webマーケティングの会社へ入社するメリットは、

  • 個人ではなく、組織で情報のアップデートをするため成長スピードが速い
  • インプットした知識を、会社の看板を使ってクライアントへ実践提案できる

以上の通りです。

フリーランスで働き出すと、案件を受ける際に実績を見られることになります。

転職の際に、採用担当が履歴書や職務経歴書を確認することと同じです。

採用担当の立場になって考えてみましょう。

マーケティングの仕事を発注するならどちらでしょうか?

Aさん
Bさん
  • Webマーケターとして100社以上の支援実績有り
  • 大手メーカーで年間◯億円以上の売上達成

Bさんはとても魅力的な人材です。

ですが、マーケティングの仕事を依頼するのであればAさんが確実に即戦力です。

発注者側で考えると、それぐらい実績は大切なものとなります。

他のWebマーケターと差をつけるためにも、企業での経験を積む選択肢も良いと思います。

クライアントの中には、こちらのノウハウ提案を飲んでくれないクライアントもいます。

駆け出しの時、そういったトラブルは先輩に相談して対処をしてきました。

企業で学んで最も良かったと思うことは、トラブルに対応できるスキルです

どれだけ経験を重ねても、数は減らせるもののトラブルは発生していました。

トラブルもパターン化されてきますので、それを企業がバックにいる状態で経験できるのは貴重です。

私はWebマーケターとして働いていて、

マーケティングの会社を経験しておいて本当に良かったと思っています

マーケティング職で、未経験採用をしている会社はベンチャー企業が多いです。

そして、ベンチャーの中でも未経験採用をしている会社は限られています。

数多くの求人から、未経験採用のあるWebマーケティング会社を探すのは大変です。

そのため、私はエージェントサービスを使って転職しました。

エージェントサービスは、皆さんの希望に合わせてエージェントが求人の紹介をしてくれます。

おかげさまで、2社目の営業をしながら無理なく転職することができました。

現職が多忙で時間が確保しづらい方には特におすすめのサービスです。

また、以下にはベンチャー企業の特徴をまとめています。

よろしければ参考にしてみてください。

案件を獲得する

ここまではWebマーケターになる方法をお伝えしました。

それでは、フリーランスになってからはどのように案件を獲得していくのか。

その方法について解説していきます。

SOKUDAN

SOKUDANは企業と人材をつなげるマッチングサービスです。

SOKUDANの主な特徴は、

  • 大企業からスタートアップまで会社規模の幅が広い
  • 「マーケター」「データアナリスト」「事業企画」など職種の幅が広い
  • リモート案件が9割以上のため、居住地を問わず働きやすい
  • 平均稼働日数2.4日/週のため、他案件との調整を効かせやすい
  • 平均単価が30万円以上の高単価

以上の通りです。

フリーランスや副業として案件を受ける人は、無料で登録ができます。

フリーランスの気持ちを分かりすぎている!

フリーランスとしての率直な感想です。

フリーランスになると、居住地を問わないのが実はとても助かります。

正社員の場合は、転勤してしまえばOKです。

ですが、

フリーランスの案件は半永続的に続くことが保証されていないです

そのため、一つの案件のために居住地を移すことはかなりリスキーです。

そんな悩みを、リモート案件9割以上で解消できている点はかなりのメリットです。

また、本格的に稼働し始めたら2.4日/週というのも実は大きなメリット

先ほどお伝えした通り、フリーランスの案件は続くことが保証されていません。

週5日程度の高額案件を受けるのも良いとは思います。

しかし、その案件がなくなってしまった時はなかなか大変ですよね。

そのため、私は案件を分散させるようにしています

2.4日/週であれば、他の案件に十分に時間を割けます。

そう言った意味で、フリーランスにとってはメリットが盛りだくさんなサービスと言えます。

クラウドワークス

日本最大級の人材マッチングサービスの、クラウドワークスを紹介します。

クラウドワークスの主な特徴は、

  • 圧倒的知名度で取引額実績No.1であるため、企業に見つけてもらいやすい
  • 案件が幅広く、自分に合った仕事を探すことができる
  • 簡単なデータ入力案件等があり、フリーランスや副業が手軽に体験できる
  • フリーランスに必要な実績を作りやすい

以上の通りです。

フリーランス/副業の初心者におすすめです!

何よりも知名度の高さが圧倒的な点です。

フリーランスや副業を探している人は、検索等でこういったサービスにあっさりたどり着きます。

一方で、人材を求めている企業側はどうでしょうか。

人材を求める場合は、まずは就職/転職サイトから思い付く会社がほとんどです

仕事の発注者が少なければ、その分案件数の幅が狭まります。

クラウドワークスは圧倒的知名度により、働き手だけでなく発注者側も多く獲得しています。

これが案件の多さにつながっている理由でもあります。

案件数が多いため、比較的低単価かつ簡単な案件もあります。

そのため、駆け出しの方は実績を積むのにも適していると言えます。

レンタルオフィス/コワーキングスペースの活用

フリーランスの道を歩むと決めたら、レンタルオフィスやコワーキングスペースの活用も良いでしょう。

レンタルオフィスやコワーキングスペースはどんな人が活用しているのか。

レンタルオフィスを活用する企業もありますが、フリーランスの方が多く活用しています。

フリーランスはWebマーケターだけではありません。

ライター、エンジニア、デザイナーなど、様々な人がフリーランスとして活躍しています。

フリーランスの人脈を広げることで、自身の案件にもつながってくる可能性があります。

そのため、コワーキングスペースのようなフリーランスのコミュニティに飛び込むのも一手です。

案件を受け始めると実感が湧いてきますが、

クライアントから、自分の能力以上のことを依頼いただくことがあります

もちろん、自分で一からライターやエンジニアを探すこともできます。

身近に依頼できる人がいたらどうでしょう。

クライアントには即レスができ、フリーランス仲間に案件を振ることができます。

皆さんから案件を振ってもらえたフリーランスAさん。

今後Aさんがクライアントから相談を受けた時、皆さんに優先的に案件を振ってくれるかもしれませんね。

フリーランスで単価を上げていく場合、実は人脈がけっこう大事です。

固定費用はかかりますが、初めのうちはコワーキングスペースの活用を視野に入れても良いでしょう。

前職のつながり

前職のつながりも貴重です。

私は前職でフリーランスとのつながりを得ることができました。

つながりを広げられたのは、ベンチャー企業ならではだと思っています

ベンチャー企業は、社内のリソースが少ないことが多いです。

そのため、外部へ協力を仰ぐことが多々あります。

自ら外部パートナーを探すことが、結果的に自社サービスの質を上げることにつながります。

私は前職時代に、

  • ライター
  • エンジニア
  • 動画クリエイター
  • インフルエンサー
  • グラフィックデザイナー
  • テクニカルディレクター

以上の方々と出会うことができました。

フリーランスになることを視野に入れていましたので、単発案件ではなく密に連絡を取っていました。

そのため、退職後にもお会いする機会を設けられています。

フリーランスになる前には、たくさんのアドバイスをいただけました。

スキルの向上はもちろんですが、企業での経験はこのような人脈づくりをすることができます。

サービス内容で、

コンサルティングをはじめ、サイト制作から広告出稿までサポートします

以上のように書いてあるWebマーケティングの会社は多くあります。

社内にエンジニアや広告出稿チームが在籍していることもあれば、蓋を開けると実は外注ということもあります。

そこはぜひ面接等の段階で見極めてみてくださいね。

それでも、面接でそこまで突っ込んだことは聞きづらいということもあるかもしれません。

その場合は、先ほどご紹介した転職エージェントサービスがおすすめです。

転職エージェントは、企業と皆さんのパイプ役となってくれます。

そのため、皆さんが聞きづらいこともエージェントが事前に確認してくれる場合があります。

企業秘密もありますので、さすがに全ては答えられないですが大抵のことは確認していただけます。

一方で、掲載型の転職サイトにはパイプ役のエージェントがいません。

そのため、全て自分で質問をしていく必要があります。

突っ込んだ質問に抵抗があれば、転職エージェントへの相談がベターでしょう。

最後に

今回はWebマーケティングでフリーランス案件を獲得する方法をお伝えしました。

再度申し上げますが、

独学でもWebマーケターになることは可能です

Webマーケティングの世界に興味を持っていただいた皆さん、

Webマーケティングの世界はとても楽しいです

まずは独学からでもいいので、ぜひWebマーケターの道に足を踏み入れてほしいです。

もっとスキルアップしたいと思ってから、転職の道を選ぶというのも全然遅くないです。

まずはできることから取り組んでみる。

その一歩を踏み出せることが重要です。

皆さんの副業/フリーランスとしての活動が実りあるものになりますように。

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