第二新卒の転職|現職でやっておいて良かったこと

転職

皆さんは現在転職を検討されていますか?

私は20代で2回転職をして、3社経験後に今はフリーランスとして活動しています。

現在フリーランスとして活動できているのは、

後悔のない転職をしてきたから

だと思っています。

なぜ後悔のない転職が、今のフリーランスとしての活動へつながったのか。

自身の能力の範囲内で」イメージ通りの転職先へ行くことができた

これに尽きます。

入社してみたらイメージと違った

正直なところ、転職活動および就職活動には付き物です。

ですが、

自分の目指したい方向を明確にしておく

そうすることにより、このギャップに必要以上に悩まされることはなくなります。

今回は第二新卒の時の転職についてです。

初転職の時に、現職でやっておいて良かったことについてお伝えしていきます。

目次

大手メーカーの営業職へ

私は新卒で大手メーカーへ営業職として就職しました。

こちらの会社は1年半で退職しています。

意識をしたこともあれば、結果的に良かったこともあります。

それぞれ参考になれば嬉しいです。

新卒同期との関係性を築く

新卒の同期とは今でも仲良くしています。

当然ではありますが転職をすると、

  • 同期の年齢がバラバラ
  • そもそも同期がいない

という環境が待っています。

ほぼ同い年の新卒の同期は、とても貴重だと今でもしみじみ思います。

一社目の転職を控えている方は、同期との関係性を築いておくことをおすすめします。

ただ単に仲が良く、気の置けない存在であるといった意味合いだけではありません。

最初の就職先が同じということもあり、

今後キャリアを積むにあたって、一つの基準になってくれる存在です

転職をすると、自身のスタート地点を知る人はいなくなります。

ある意味、自分だけで道を切り拓いていくこととなります。

社会人という括りで同じスタート地点にいた同期。

そんな同期は、キャリアを築いていく中で自分の到達地点を測る指標にもなってくれます。

ギャップを感じながら過ごす毎日

私はメーカーの営業職として入社しました。

蓋を開けてみると、得意先に納品物の運搬をする毎日。

朝早く会社に出社し、夜は真っ暗な資材工場で在庫確認をしていました。

その後、運搬に適した大きな営業車に荷物の積み入れをし、簡易的な資料の準備をして退社。

いったい毎日何をやっているんだろう

そんなことを考え始めると、だんだんとモチベーションが下がってきました。

そもそもなぜ就職したのか

何も考えていませんでした

これに尽きます。

何も考えていないとまで言うと語弊がありますね。

当時の私は、仕事に対して一切やりがいを求めていませんでした

希望条件としては、

  • 大手企業(大きいと安定してそう)
  • メーカー(物を作れる会社は安定してそう)
  • 営業職(外回りのほうが楽しそう)
  • 土日祝休み(土日祝ぐらいはのんびりしたい)
  • 残業少なめ(大手はベンチャーと比べて残業少なそう、と当時勝手に思っていた)
  • 給料は重視しない(給料高いところはノルマとか厳しそう)
  • 地元で働きたい(地元の友達と遊びたい→結果、採用面接は地元であったが初任地から転勤)

今でもはっきり覚えていますが、以上が条件でした。

これをやりたい!というのが全くありませんでした。

転職面接は2回ともスムーズにいきましたが、新卒面接はかなり苦戦しました。

この会社で働きたいんだ!という意志が弱かったため、今思えば当然だなと思います。

入社半年で転職を決意

私は入社半年で転職を決意しました。

1年半の在籍でしたので、実際に転職をしたのは1年後の話です。

転職するにはどうしたらいいんだろう。

英語ができれば転職先が広がるかも

ということで、TOEICなど英語の本を片っ端から買い漁りました。

その時買ったシリーズがかなり読みやすく、今でもKindleの中に残っています。

Kindleは昔買った本でも、荷物にならずにずっと残り続けるので便利ですね。

荷物にもならないため、隙間時間で学習をすることにしました。

また、当時は営業車で長距離運転をする毎日でした。

そんな中でも学習するためにはどうしたら良いだろう。

ということで、聞き流しながら英語が学べる某教材にも手を出してみました。

しかし、英語を勉強するモチベーションすら長くは続きませんでした。

営業車には、いつの間にか洋楽が流れていました。

では、転職したいのになぜモチベーションが続かなかったのか。

転職したい方向が定まっていなかったから

目標や目的がなければなかなかモチベーションが湧きません。

それは、毎日の仕事の中でも重々感じていたはずです。

例えばですが、

  • スポーツ:上手くなって試合に勝ちたい。楽しみたい。
  • 音楽:上手くなって演奏の幅を広げたい。ステージで最高のパフォーマンスを出したい。
  • 料理:上達して美味しい料理を食べたい。食べてほしい。

以上のように、目標があるからこそモチベーションは保てますよね。

シンプルにお金を稼いでたくさん遊びたい、というのも十分理由になります。

私は英語を学習する理由が漠然としすぎていました。

まずは目標を立てること

このことを意識して、転職までの一年間を過ごしてきました。

では、どうやって目標を立てたのか

まずは転職サイトに登録することにしました。

正直なところ、自分がどんな道に進みたいのかが当時は明確ではありませんでした。

求人を見ることで、

自分はどんなことがしたいのか

を分析するようになりました。

目標が定まったことにより、取り組むべきことが明確になりモチベーションも高めることができました。

提案営業がしたい

私の1社目の営業職は、荷物の運搬がメインでした。

営業職は、外回りで何となく楽しそうといった理由で選びました。

ルート営業で顔を出して毎月の売り上げを取ってくる

これが私の仕事でした。

求人を見てみるとどうでしょう。

  • 自分の提案で大きなプロジェクトを立ち上げましょう
  • お客様の一生の思い出になるサービスの提案ができます
  • 組織の仕組みを変えるコンサルティング営業です

このように、世の中には想像もしたことなかったワクワクできる営業職が溢れていました。

お客様の課題解決をして、良い方向へ導けるような営業提案をしてみたい

そこから営業スキルを磨くことを意識し始めました。

なぜ営業スキルを磨くことを意識したのか。

転職活動の面接で、話せる経験と実績が欲しかったからです

後述しますが、第二新卒であっても経験や実績については面接時にかなり聞かれます

実績を積み上げるためには、まずは営業スキルを磨かないといけない。

ということで、知識を蓄えては実践を繰り返す日々が始まりました。

得意先へのヒアリング強化

まずは得意先へ納品する際に、課題ヒアリングの工夫をすることから始めました。

上司の見よう見まねで、

何か困ってることはありませんか?

と毎回尋ねていましたが、

特にないですね

と、返答は決まっていつも同じでした。

工夫したことは、

先方の課題を見つけて質問/提案する

ということです。

先方の課題を見つけて提案につなげるまでには、質問の順序があります。

まずは相手が課題に感じてそうな部分に目星をつけ、その課題に対しての質問をする。

そうすることにより、山積みになっていた課題が抽出されて大型受注にまでつなげることができました。

質問のポイントですが、

課題に対しての質問は、質問範囲を絞ってください

質問範囲を絞るとはどういうことか。

先ほどの話がまさに失敗例ですが、

何か困っていることはありませんか?

これでは質問範囲が広すぎます。

先方に課題があったとしても、先方自身が気付けていない場合は「特にないです」で終わります。

例えばですが、

最近資材が高騰しましたがお客様との商談で影響は出ていませんか?

以上のように、課題となりそうな具体的なポイントを提示してみてください。

課題を出すことに成功したら、どんどん次のステップに進んでいきます。

営業質問のコツについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

案件の掘り起こし

先ほどの話は、あくまでルート営業先からの受注でした。

受注の味を占めた私は、

真っ新な新規案件を獲得したい

と、営業の欲が出てきました。

とは言え、何も方法が分からない新卒一年目。

自社商品のニーズがありそうな会社に、とにかく飛び込みまくりました。

アポ無しの飛び込みを続けて、かなりご迷惑をおかけしただろうなと反省しています。

アポ無し飛び込みを続けた結果、

非効率すぎる

と気付きました。

一体どうやったらニーズを見つけられるのだろう

その結果辿り着いたのが「休眠客の掘り起こし」です。

今取引がなくても、過去に取引があったところなら話を聞いてくれるかも

ということで、大型のファイルから過去の取引リストを引っ張り出してきました。

※当日の会社は、数年前の取引はデータではなく紙で保管していました

そこで見つけたのが、

10年前に急に途切れた大型案件

飛び込みの非効率さは分かったので、電話をかけてみることにしました。

すると、バッチリ課題が溜まっているビンゴ案件でした。

商談時に発覚したのですが、自社と先方の担当者が同時期に変わっていたようでした。

ということで、休眠客ではありますが大型案件の掘り起こしに成功しました。

いざ面接へ

実績ができた=面接で話すことができた

そうして私は面接へ臨んでいくことになりました。

第二新卒状態で、ほぼ独学で学んできた営業。

最初の転職は、一筋縄ではいきませんでした。

ただ単に仕事の経験や実績だけではなく、

転職面接の要領が分からなかった

以上の要因が大きかったです。

数社受けた後に試行錯誤した結果、無事早めに内定をいただくことができました。

初の転職活動で感じたことは、

就職活動と転職活動は別物

ということです。

第二新卒で転職の要領が分からなかった私は、エージェントサービスに登録しました。

当時の私にとって、アドバイザーの存在はとても大きかったです。

無料相談ができるという点も、第二新卒にとってはとてもありがたかったです

初の転職活動である第二新卒の転職活動については、以下の記事を参考にしてみてください。

2回目の転職活動で学びましたが、転職活動には必ず押さえるべき2つのポイントがあります。

そのポイントについては、こちらの記事を参考にしてみてください。

最後に

皆さんは今の会社の選択に後悔はありますか?

転職面接では現職の経験や実績を聞かれます。

選択に後悔があったとしても、現職で何を成し遂げるのか

このことは常に意識してみてくださいね。

皆さんの転職活動が実りあるものになりますように。

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